クラウドワークスやランサーズで、初心者向け・「簡単・学びながら報酬がお貰える」が売り・でも低単価は良くある案件ではないでしょうか。
「競争率が高い」と書いてある場合もありますが、実際はどうなのでしょうか。
今回は、クラウドワークスの初心者向けブログ記事作成案件を行った本音の感想やこなすコツ・お勧めの人をまとめたので、是非ご覧ください。
初心者向けブログ記事作成ライティング 案件概要
まずクラウドワークスで実際に行わせて頂いた案件の概要をご紹介します。
項目 | 詳細 |
仕事内容 | 指定させて頂くキーワードをタイトルにいれて、そのタイトルにあった記事を20個作成する。 テーマは芸能などのトレンド系。 |
報酬 | 20記事で1,100円(税込) ※システム利用料控除後のメンバー報酬:858円 |
募集要項 | ・20記事を作成。(最低1,500文字)※コピペは禁止 ・報酬は契約終了時に支払い。 ・納品期限は一週間以内に1記事。間に合わない場合は連絡。 |
案件募集のうたい文句 | ・「記事が簡単に書けるマニュアル」を渡すので、初めてでも記事が作成できる。 ・添削もありライティング技術が高まるので、報酬をもらいながらライティングスクールに通う気持ちで応募すると技術をすぐ習得できる。 |
初心者向けブログ記事作成ライティング 処理で意識すべきポイント
この案件を行うにあたってのポイントは2つです。
- 「学び」も報酬であるため、学べるだけ学ぶ
- 記事を早く作成する
労働と収入が合いません。そのため「学び」という報酬はしっかりと得るようにしましょう。
具体的に「記事を早く作成する」方法をご紹介します。
記事を作成するにあたり、下記の流れで記事を作成していました。
- アイキャッチ画像やざっくりのタイトル・パーマリンクを作る
- 指定されたキーワードで検索し、検索表示上位3~5記事読む
- 上記を参考に全体のストーリー(目次)を作る
- 各目次に対する内容を書く(記事を書く)
- タイトルの完成、リード文・まとめ文を書く
- 文字の装飾などを行う
- 誤字脱字の確認・修正
始めは1記事当たり4~5時間かかっていたのが、上記の流れとポイントを身に付けたことにより1時間前後まで時間を短縮できるようになりました。
それではポイントも紹介します。
時間を決める・こだわりすぎない
1記事あたり、何時間で作成をするのかを事前に決めておくと良いでしょう。
なぜならこだわりすぎて、1つの記事を書くのに4時間も5時間もかけてしまうからです。
例えば、アイキャッチ画像を選ぶだけでもこだわると10分15分かかります。
このようなこだわりが積み重なり、結果として1つの記事に時間がかかるのです。
とはいえ、全て雑で良い訳ではありません。
どこにこだわるのか、どこのこだわりを辞めるのかを選ぶためにも、まずは1記事作成の時間の目安を決めて取り組みましょう。
また20記事作成の期限を決めておくことも大切です。
決めないとズルズル先延ばしにし、かなりの期間がかかってしまいます。
個人的には2日に1記事は書き、1ヵ月半~2ヵ月以内に終わらせることがお勧めです。
なるべく間隔を空けずに記事を作成した方が早く上達します。
全体(目次)をまず作る
いきなり本文を書くのではなく、まずは全体のストーリー(目次)を作ると良いでしょう。
全体のストーリーを事前に整理しておくことで、どこに何を書くのかがはっきりし調べることも明確になるので、記事を書くスピードが上がります。
決めておかないと後から順番を入れ替えたり、目安の文字数を超えるために不自然に文章を書いたりという無駄が発生します。
また読者にとっても、読みやすい文章となるでしょう。
他の記事を参考にする
私は指定されたキーワードで検索し、上位3~5記事を必ず読んでいました。
他の記事は非常に参考になります。
- どんな内容を盛り込めばよいのかが分かり、目次が作れる
- 情報が収集できる
- 勉強になる
検索で上位表示される記事は、読者からよく読まれているもの・読者が欲しい情報が記載されているとGoogleに判断されたものです。
つまり良い記事で、勉強になります。
そのため上位表示された記事を参考に構成を決めるのが良いでしょう。※丸パクリは禁止です。
また参考になるインタビュー記事やニュース、SNS投稿なども載っているので自分で検索する時間を短縮することができます。
初心者向けブログ記事作成ライティング やって感じた本音3選
報酬が安すぎる
いくら初心者向けとは言え、報酬が安すぎると感じました。
コツを身に付け後半は記事作成が速くなったとはいえ、平均すると1記事2時間はかかります。
単純計算した時給は下記です。
なんと時給計算すると21.45円です。
記事作成以外にもマニュアルを読んだりする時間があるので、さらに時給は下がります。
20記事は多すぎ
報酬が安いのと相まって、勉強になるとはいえ20記事はモチベーションが続きません。
私は5記事目を作成した時点(このころは1記事当たりの作成に時間がかかっていたので)で、絶望し嫌になりました。
後半はだいぶ早く書けるようになったので良かったですが、前半で「これ終わらなくね」と思ったことを今でも覚えています。
嫌になると時間の無駄だと感じ、辞めたくなります。
ライティング能力が本当に上がったか疑問
確かにマニュアルも添削もあります。
しかし、ブログの記事を作成することによったものなので「ライティングの能力(文書を書く能力)」が上がったかは、疑問です。
また添削は、添削者が誰かによってクオリティに差があります。
細かく添削してくれる方だと良いですが、そうでないと本当に簡単なアドバイスで終わってしまいます。
初心者向けブログ記事作成ライティング お勧めの人
この案件をするのがお勧めな人は、ブログの副業をしようとしている人です。
お金が欲しい人・ライターを目指したい人はお勧めしませんので、やめましょう。
記事数も多く報酬も低いため、そうでないと途中で辞めてしまうと思います。
ブログ運営をしようとしている方は様々なことが学べます。
- 記事の書き方(とくに運営している人が実際に作製している動画は非常に勉強になります)
- 記事のキーワード(テーマ)の探し方
- 添削をする際のポイント
- 外注(今回の私の立場)の使い方
まとめ
今回は、クラウドワークスの初心者向けブログ記事作成案件を行った本音の感想やこなすコツ・お勧めの人をまとめました。
報酬も安く負担もかかるため、お金が欲しい人は絶対にお勧めしませんが、ブログでの副業を考えている人はチャレンジしてもいいと思います。
今回お仕事を頂いたクライアント様ありがとうございます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。