ダッシュ記号について知りたいな…
たまに使うことがあるけど、使い方って決まっているのかな?
このようなお悩みはありませんか。
ダッシュ記号は、文章を区切ったり余韻を持たせるための区切り符号です。
使うことで、単調な文章に変化をつけることができるでしょう。
ただし、使い方があり注意が必要。
本記事では、ダッシュ記号の意味と使い方、打ち方を解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
ダッシュ記号 の意味と使い方一覧
ダッシュ記号は、文章の区切りや余韻を持たせるための区切り符号です。
よく小説で使われる符号でカジュアルな印象があり、ビジネスシーンや論文などでの使用は避けた方がよいでしょう。
ダッシュ記号はおもに3種類で、意味や使い方は異なります。
下記をご覧ください。
記号 | 名前 | 意味、使い方 |
---|---|---|
— | emダッシュ | ・余韻を持たせる ・発言に余韻を持たせる ・時間や距離の経過を示す ・「すなわち」を表す ・注釈を入れる ・副題を入れる |
– | enダッシュ | ・数字の範囲を示す ・言葉の関係性を表す |
〜 | 波ダッシュ | ・範囲を示す ・省略する ・語尾を伸ばす ・音楽(音)が流れていることを表す ・罫線として使う ・副題を入れる |
それでは例文を交えながら解説します。
emダッシュ「—」の意味と使い方
まずemダッシュ「—」です。
別名「ナカセン」と呼ばれることもあり、長さがmと同じためemダッシュと呼ばれます。
基本的には、2つ連続(——)で使用。
意味と使い方は下記です。
例
余韻を持たせる : 月が輝いている——。
発言に余韻を持たせる : 明日は——予定はありません。
時間や距離の経過を示す : 東京——大阪。
「すなわち」を表す : Webライター——分かりやすいWebメディアを書く仕事。
注釈を入れる : Webライター——分かりやすいWebメディアを書く仕事——は、誰でも簡単に始められる。
副題を入れる : ダッシュ記号とは—意味と使い方—
enダッシュ「–」の意味と使い方
次にenダッシュ「–」です。
別名「ツナギテン」と呼ばれることもあり、長さがnと同じためenダッシュと呼ばれます。
意味と使い方は下記。
例
数字の範囲を示す : 100–1,000
言葉の関係性を表す : 西–東
波ダッシュ「〜」の意味と使い方
最後に波ダッシュ「〜」です。
意味と使い方は下記。
例
範囲を示す : 13時~18時
省略する : A、B、C、~~、Z
語尾を伸ばす : おはようございます~
音楽(音)が流れていることを表す : ♪~
罫線として使う : ~~1~~
副題を入れる : ダッシュ記号とは~意味と使い方~
ダッシュ記号 の入力の仕方
ダッシュ記号のパソコンでの入力の仕方は下記です。
記号 | 名前 | macの出し方 | Winの出し方 |
---|---|---|---|
— | emダッシュ | shift+option+「-」 | ctrl+alt+「-」 |
– | enダッシュ | option+「-」 | ctrl+「-」 |
〜 | 波ダッシュ | shift+「-」 | shift+「-」 |
ハイフンなどと入力を間違えないように注意してください。
まとめ
本記事では、ダッシュ記号の意味と使い方、打ち方を解説しました。
ダッシュ記号は、区切りや余韻を持たせる効果があり、単調な文章に変化をあたえます。
おもに3種類あり、それぞれ意味や使い方が異なるため、注意しましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。