符号って色々あるな・・・
使い方を知りたい!
このようなお悩みはありませんか。
区切り符号は、句読点(、。)や感嘆符(!)、疑問符(?)、かっこなどさまざま。
効果的に使うことで、文章を読みやすくすることができます。
本記事では、よく使われる区切り符号の使い方や注意点を解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
区切り符号とは
区切り符号は、文章を読みやすく分かりやすくするために使う記号のことです。
具体的には、句読点やかっこ、ダッシュ記号、三点リーダーなどがあります。
文部省が発表した「区切り符号の使ひ方」では約20種類の区切り符号を解説しています。
【一覧あり】区切り符号の使い方と注意点
区切り符号には、それぞれ使い方や注意点が存在します。
おもに使う区切り符号は、下記の通りです。
符号 | 名前 |
。、 | 句読点 |
()【】 | かっこ |
! | 感嘆符 |
? | 疑問符 |
・ | 中点 |
ー | ダッシュ |
・・・ | 三点リーダー |
それでは詳しく解説します。
句読点
句読点は、文の終わりや区切れで使う符号です。
使い方や注意点は、下記の通り。
句点(。)
・疑問符(?)感嘆符(!)の後に使わない
・かぎかっこ「」の文末には使わない
・しょうかっこ()の前に使うときと、後に使うときがある
読点(、)
・主語が長いときに使う(主語が短いときには使わない)
・文章の区切れで使う(並列、逆説、条件、理由など)
・漢字やひらがな、カタカナが連続するときに使う
・複数の情報、名詞が並ぶときに使う
・接続詞や副詞の後に使う
・誤解釈を防ぐときに使う
・かぎかっこ「」の前後には使わない
さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。
かっこ
かっこは、文章を区切ることにより分かりやすくするときや強調、補足などを表す区切り符号です。
さまざまなかっこがあり、その効果や使い方は異なります。
かっこの種類や使い方
・「」鉤括弧(かぎかっこ):会話文や人の発言、心の声
強調
作品などタイトル
・『』二重鉤括弧(にじゅうかぎかっこ):強調
作品などのタイトル
会話文中のかっこ
・()小括弧(しょうかっこ):補足説明
注釈
引用元の補足
署名
読み方
・【】隅付き括弧(すみつきかっこ):強調
・<>山括弧(やまかっこ):強調
文章の整理
・《》二重山括弧(にじゅうやまかっこ):強調
文章の整理
・{}中括弧(ちゅうかっこ):強調
・[]大括弧(だいかっこ):強調
・〔〕亀甲括弧(きっこうかっこ):強調(縦書きのとき使用)
かっこを使うときの注意点
・かっこは全角にする
・あまり多くのかっこを混ぜない
・かっこ内の文末に句点を使わない
・かっこの前に句点(。)を使うか後に使うか違いがある
・かっこが続く場合は、かっこの後に読点(、)を使わない
さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。
感嘆符
感嘆符(!)は、驚きや感動、怒りなどの感情、強調を表す区切り符号です。
使い方や注意点は、下記の通り。
・文末に使う
・感動詞などの後に使う
・単体で使う
・文が続くときは空白を入れる
・レギュレーション(マニュアル)を守る
さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。
疑問符
疑問符(?)は、疑問や問いかけを表す区切り符号です。
使い方や注意点は、下記の通り。
・通常文で使う
・会話文で使う
・単体で使う
・多用しすぎない
・文が続くときは空白を入れる
・レギュレーションを守る
さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。
中点
中点(・)は、何かものごとを並列で並べるときなどによく使われる区切り符号です。
使い方は、下記の通り。
・ものごとを並列するときに使う
・箇条書きをする(ビュレットの代わり)ときに使う
・三点リーダー(・・・)の代わりに使う
・漢数字で年月を表すときに使う
・縦書きの小数点で使う
・カタカナ語の区切りで使う
・外国人名の区切りで使う
さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。
ダッシュ
ダッシュ記号は、文章の区切りや余韻を持たせるための区切り符号です。
emダッシュ(ー)、enダッシュ(-)、波ダッシュ(~)の3種類があり、効果は下記の通り。
emダッシュ
・余韻を持たせる
・発言に余韻を持たせる
・時間や距離の経過を示す
・「すなわち」を表す
・注釈を入れる
・副題を入れる
enダッシュ
・数字の範囲を示す
・言葉の関係性を表す
波ダッシュ
・範囲を示す
・省略する
・語尾を伸ばす
・音楽(音)が流れていることを表す
・罫線として使う
・副題を入れる
さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。
三点リーダー
三点リーダー(・・・)は、文章を省略したり、余韻を残す効果がある符号です。
文末に使われることが多く、文章をつなぐ効果もあります。
使い方や注意点は、下記の通り。
・2つ続けて使う
・後に句読点を打たない
・他の記号での代用は基本的にNG
さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。
まとめ
本記事では、よく使われる区切り符号の使い方や注意点を解説しました。
区切り符号は、文章を読みやすく分かりやすくするために使う記号のことです。
句読点やかっこ、ダッシュ記号、三点リーダーなどさまざまあり、それぞれ使い方や注意点が異なります。
本記事を参考に、効果的に使ってください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。