CMやテレビ番組で「副業」という言葉を聞かない日はないのでしょうか。
もしかすると、皆さんの周りにも副業をしている人もいるかと思います。
それでは、なぜ副業は流行ってきたのでしょうか?
今回はその理由についてまとめましたので、最後までご覧ください。
「個人」の視点
お金を得ることができる
最大の理由は「お金」なのではないでしょうか。
「お金なんでもういらないよ・・・」と考えている人は少ないと思います。「あればあるほど良い」と思っている人がほとんどなのではないでしょうか。
日常生活で使うお金もそうですが、老後のお金も必要です。
政府が『老後2,000万円問題』を発表し、長期的に見た際に年金制度が破綻、若い時から老後に向けた貯蓄をしておく必要があります。
上記を鑑みた際に、働いている企業から得ている給与が少ないと感じている方が多いと思います。
お金は大切だよね。
副業をしやすくなった
そもそも「副業をしやすくなった」という理由も大きいと思います。
会社が副業制度を解禁したことももちろんですが、副業を探すことができるサービスを提供する企業が増えたことも大きな要因なのではないでしょうか。
これまでは「副業」と聞くと、個人のつながりでの仕事やアフィリエイト・せどり(転売)等が一般的でした。
しかし副業を探しやすくなったため、スキルが無くとも誰でも簡単に副業ができる環境となりました。
やりたいことに挑戦できる
働いている会社で「自分がやりたい仕事が出来ていない」という人も多いと思います。
副業であれば、本業があるため比較的低リスクで自分がやりたい仕事に挑戦することができます。
「企業」の視点
終身雇用制度の終焉、給与の大幅な増加をさせられない
これまでは、終身雇用制度により新卒から定年まで働くことが当たり前でした。
しかし、激しい競争時代に突入し大手企業でも倒産することがある時代になりました。
そのため、「終身雇用をする保証」が出来なくなったともいえます。
また年齢や勤続年数とともに給与を増加させるという企業も少ないと思います。
私自身も人事コンサルタントとして様々な企業様の人事評価制度を構築しましたが、能力評価や成果評価に舵を切る会社がほとんどでした。
副業を解禁するというのは、企業からの「お金が給与以上に欲しければ、自分で稼いでください」というメッセージでもあると私は感じています。
能力・スキルが向上する
副業を社員がすることにより、能力の向上や新たなスキルが身につくという利点があります。
会社としては、副業を解禁し社員が新たなことに挑戦することにより、能力向上・スキル取得が可能です。
これは本業にも活かすことができるため、企業としての競争力も向上します。
副業をすることは企業側にもメリットがあるんだよ。
まとめ
今回は、副業が流行っている理由についてまとめました。
まだまだ副業を解禁していない会社も多いですが、これから副業はどんどん浸透していくと考えられます。
すでに副業している人は新たに、これからの方は準備の為にもどんな副業があるのか、まずは探してみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。