「い抜き言葉は使わない方がいいよ」っていわれたんだけど、
い抜き言葉って間違いなの?
自分がい抜き言葉になっているか、どうやって見分けたらいいんだろう…
このようなお悩みはありませんか。
「い抜き言葉」は、言葉通り「い」が抜けた表現です。
本記事では、い抜き言葉や使っていいとき、悪いとき、見分け方を解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
い抜き言葉 とは
い抜き言葉は、「い」が抜けた表現のことです。
例えば「話してる」「行ってる」「着てる」などがあげられます。
明確に間違った表現とはいえませんが、ビジネスシーンやWebライティングでは避けた方がよいでしょう。
よくあるい抜き言葉
よくあるい抜き言葉としては、下記があげられます。
い抜き言葉 | 正しい表現 |
動詞+してる | 動詞+している |
動詞+してない | 動詞+していない |
動詞+られる | 動詞+いられる |
動詞+られない | 動詞+いられない |
「している」や「いられる」が動詞につく場合は、注意が必要です。
い抜き言葉 は間違い?使っていいとき悪いとき
い抜き言葉はカジュアルな表現で、話し言葉でよく使われます。
そのため、明確に間違いとはいえません。
ビジネスシーンやWebライティングなどの場合は使わない方がよいでしょう。
「正しい日本語を知らない」というネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。
ただし、使ってもよいときもあります。
具体的には、下記の通りです。
よいとき | 悪いとき |
会話やセリフのシーン | ビジネスシーン(メールなど) |
インタビュー記事 | Webライティング |
話し言葉が中心のカジュアルなメディア | 目上の方を話すとき |
い抜き言葉 の見分け方
それでは、い抜き言葉にならないために、どうやって見分けたらよいのでしょうか。
まず、い抜き言葉が発生してしまうのは句読点の直前の動詞に多くあることが1つ目の注意点です。
次に、迷ったときは「おります」に変換して確認すると分かります。
例えば、下記です。
確認前:今日はライティングの仕事をしてます。
「おります」に変換:今日はライティングの仕事をしております。
修正:今日はライティングの仕事をしています。
まとめ
本記事では、い抜き言葉や使っていいとき、悪いとき、見分け方を解説しました。
い抜き言葉は、明確な間違いではないですが避けた方がよいでしょう。
見分けるときは、句読点の直前の動詞に「おります」をつけてみれば確認できます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。