「副業をしたいのに会社で禁止されている・・・。よし、副業ができる会社に転職しよう」と思ったことはないでしょうか。
では具体的に副業okな会社はどのように探せばよいのでしょうか。
今回は、副業okな会社の割合や探し方、具体的に副業ができる会社についてまとめたので、是非最後までご覧ください。
副業がokな会社はどれぐらい?会社が副業を禁止する理由とは?
まずは副業okな会社がどの程度あるのか、また会社が副業を禁止する理由について解説します。
副業okな会社の割合
株式会社パーソル総合研究所が2021年に発表した調査によると、副業を容認している会社は全体の55%となっております。
もしかすると、今はさらに増えているかも知れませんが2018年と比較し3.8%アップなので、60%には届かないのではないでしょうか。
つまり、半数近くの会社ではいまだに副業が禁止されているということです。
会社が副業を禁止する理由
社員が副業をすることは、新たな知識やスキルが身に付く・新たな情報、顧客、人脈の獲得ができ、イノベーションが促進できるなど様々なメリットがあります。
それでも副業を禁止している会社が存在する理由は何なのでしょうか。
パーソル総合研究所の調査結果は下記です。
- 本業への影響、支障が出ないか心配
- 情報漏洩の心配
- 問題が起こった場合のブランド毀損
- 労働時間の管理・把握
詳細は下記をご覧ください。
副業okな会社の探し方
転職・就職をする時の会社の探し方
副業okな会社の探し方の前に、そもそも転職や就職をする時の会社の探し方について紹介します。
主には下記になるでしょう。
- 転職サイトを活用する
- 転職エージェントを活用する
- 知人・友人の紹介
副業okな会社の探し方
それでは、転職・就職先の探し方の中で副業okな会社をどのように見つければよいのでしょうか。
転職サイトを活用する
転職サイトを活用する場合は、キーワード検索で「副業」や「副業ok」などで探してみましょう。
サイトによっては、こだわり条件などで「副業ok」を選べるサイトも存在します。
また検索し、一覧表示されたものは詳細画面でも副業okの記載があるか確認することも大切です。
「Ctrl+F」のショートカットキーを活用すると、簡単に該当箇所を見つけることができます。
さらに面接時にも確認をすることをお勧めします。
入社した後に、実は副業が禁止されていたことが分かっても後の祭りです。
転職エージェントを活用する
転職エージェントを活用する場合は、エージェントに副業okな会社を探してもらいましょう。
また副業ができるか・禁止かあいまいな企業でも、エージェントが交渉してくれる場合があります。
知人・友人の紹介
副業をしている会社の知人や友人の会社であれば、副業することができるでしょう。
また関係性や紹介してくれた理由にもよりますが、ヘッドハンティングに近いような紹介(誘い)であれば、副業が禁止されている企業でも交渉次第で許可される場合があります。
副業okな会社が多い業界や、具体的な企業とは
副業を禁止しているか、許可しているかは業界でも別れます。
ここでは、副業者の割合が高い職種や具体的な企業を紹介します。
副業者の割合が高い職種ランキング
パーソル総合研究所の調査結果によると、副業者の割合が高い職種トップ5は下記です。
- コンサルタント
- Webクリエイティブ
- 人事・教育
- 経営・経営企画
- 幼稚園教諭・保育士
コンサルタントやWebクリエイティブは、案件が多いのでしょう。
ただそのわりには、IT系技術職種が23位と低いのは驚きです。
また私も前職コンサルタントでしたが、副業ができる時間(余裕)があること・また副業禁止の理由から考えた際に、一番禁止をしそうな職種なのでビックリです。
副業okな具体的企業
副業に対する取り組みを公表している企業として、下記が挙げられます。
- サイボウズ株式会社
- ロート製薬株式会社
- ヤフー株式会社
この3社のさらに詳しい取り組みを知りたい方は、下記をご覧ください。
今回は3社のみのご紹介ですが、もちろん副業okな会社はまだまだあります。
まとめ
今回は、副業okな会社の割合や探し方、具体的に副業ができる会社についてまとめました。
「副業をバレずにする方法」などテクニックもありますが、やはり認められている会社で堂々と副業をするのが良いでしょう。
今や副業okが転職先の1つの条件になる時代、入社後に「実は副業が禁止されていた」とならないように転職先の探し方に注意しましょう。
また副業をするにあたり、条件がある会社も存在するのでそれも詳細に確認しておきましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。