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係り受けとは何か分かりやすく解説!ねじれを起こさないポイント5選

係り受け

「ねじれを起こしていて、係り受けがおかしいよ」って言われたんだけど、「ねじれ」「係り受け」って何?
どうしたら防げるの?

このようなお悩みはありませんか。

係り受けとは、文節(言葉)の関係のことです。

この関係がおかしくなってしまうことを「ねじれ」と言い、文法のミスになります。

本記事では、係り受けとは何か、ねじれを起こさないためのポイント5選を解説します。

是非最後までご覧ください。

目次

係り受けとは「主語と述語」「修飾語と被修飾語」の関係

係り受け-とは

係り受けとは、文節(言葉)の関係のことです。

もう少し詳しく説明すれば「主語と述語」「修飾語と被修飾語」の関係のこと。

文章は、感動詞などの独立する言葉を除き、組み合わせで成り立っています。

例えば、下記をご覧ください。


私は、今日カフェでライティングをした。

例えば、この文章を分解すると下記で成り立っています。

  • 私は、ライティングをした。
  • 今日ライティングをした。
  • カフェでライティングをした。

このように「ライティングをした」に対して、他の言葉(主語や、修飾語)が係っています。

これが係り受けです。

改めて下記をご覧ください。

主語と述語の係り受け
・私は、買った。
・あなたが、帰った。

修飾語と被修飾語の係り受け
・分かりやすい文章
・美味しいご飯

短文にすると、より「係り」と「受け」の関係が分かりやすいのではないでしょうか。

係り受けでねじれを起こさないポイント5選

係り受け-ねじれ

この係り受けの関係がおかしくなってしまうことを「ねじれ」と言います。

ねじれは、特殊な場合を除き文法のミスにあたります。

とくにWebライターで初心者の人が多いミスなので、注意してください。

ねじれを起こさないためのポイント5選を解説します。

主語と述語の関係を確認する

まず、主語と述語を取り出し関係を確認することです。

下記をご覧ください。


上位表示される記事は、分かりやすい文章、SEOライティングに注意します。

違和感を感じるのではないでしょうか

主語と述語だけを取り出した文章が下記です。

記事は、注意します。

主語と述語の関係が、おかしいことがより分かると思います。

このような場合は、主語にあわせるか、もしくは述語にあわせ文章に変えるようにしましょう。

例えば下記です。

主語を変えた例
私は、上位表示される記事を書くために、分かりやすい文章、SEOライティングに注意します。

述語を変えた例
上位表示される記事は、分かりやすい文章、SEOライティングがポイントです。

一文一義を心掛ける

2つ目は、一文一義を心掛け文章を短くすることです。

一文一義とは、1つの文に1つの情報(内容)だけを入れること。
一文一義について詳しく知りたい人は「一文一義 とは⁉ 書き方や メリット デメリット を解説」をご覧ください。

文章のねじれは、短文であれば気づきやすいですが、長文だと気づきにくくなります。

また、長文は読者も読みにくく(理解しにくく)なるでしょう。

例えば下記をご覧ください。

修正前
私はWebライターとして副業を始めましたが、文章の書き方が分からないため、ライターの講座を受けようと思っています。

修正後
私はWebライターとして副業を始めました。
しかし、文章の書き方が分からないため、ライターの講座を受けようと思っています。

修正後の文章の方が、スッキリしていて読みやすいでしょう。

文章を短くするコツを知りたい人は「Webライティングで読みやすい一文の長さと短くするコツを解説」をご覧ください。

修飾語と被修飾語は近づける

3つ目は、修飾語と被修飾語を近づけることです。

修飾語と被修飾語の位置により、文章の意味が変わってしまう場合があります。

例えば下記をご覧ください。


とても分かりやすい文章の書き方の講座に参加しました。

「分かりやすい文章を書くための講座」と解釈することができます。

もし、「文章を書くための分かりやすい講座」としたい場合は、下記に修正しましょう。

修正文
文章の書き方のとても分かりやすい講座に参加しました。

このように、修飾語と被修飾語は近づけるようにしましょう。

修飾語が2つ以上ある場合は、短い方を近づける

4つ目は、修飾語が2つ以上ある場合は、短い方を被修飾語に近づけることです。

文章を書いていると、修飾語が2つ以上出てくる文章を書くことがあるのではないでしょうか。

例えば下記です。

修正前
独創的で 多くの人に愛される 文章です。

修正後
多くの人に愛される 独創的な 文章です。

下の、短い修飾語(独創的な)を被修飾語(文章)に近づけた方が、スッと意味が理解できるのではないでしょうか。

接続詞の使い方に注意する

最後に、接続詞の使い方に注意することです。

これは1つの文章内の言葉の関係ではありませんが、接続詞の使い方を間違えると文章の関係がねじれてしまう場合があります。

例えば下記をご覧ください。

修正前
今日は、よい天気だ。しかし、洗濯をした。

修正後
今日は、よい天気だ。そのため、洗濯をした。

上の文章は、違和感を感じるのではないでしょうか。

普通は下の「天気がよい → 洗濯をする」です。

「しかし」は逆説「そのため」は順接の接続詞で、使い方を間違えると文章の関係がおかしくなってしまいます。

接続詞について詳しく知りたい人は「接続詞 の種類を一覧で紹介!例文を交え、使い方の注意点を解説」をご覧ください。

まとめ

本記事では、係り受けとは何か、ねじれを起こさないためのポイント5選を解説しました。

係り受けとは、文節(言葉)「主語と述語」「修飾語と被修飾語」の関係のことです。

この関係がおかしくなってしまうことを「ねじれ」と言います。

ねじれを起こさないためのポイントは下記。

  • 主語と述語の関係を確認する
  • 一文一義を心掛ける
  • 修飾語と被修飾語は近づける
  • 修飾語が2つ以上ある場合は、短い方を近づける
  • 接続詞の使い方に注意する

とくに初心者Webライターの人は、注意しましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

静岡県出身30歳。
地方大学卒業▶日経コンサルティングファームに新卒で入社▶IT企業に転職。

Webライティングを中心とした副業、ブログ歴半年。
お金の不安から解放され、好きなことができるようになるための副業ノウハウを発信中!

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