モチベーションを上げたいときってありますよね。
今回は、垣根涼介さんが書かれた小説「君たちに明日はない」におけるモチベーションの上がる言葉をご紹介します。
最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典元:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%81%AE%E9%80%86%E8%A5%B2-%E6%B1%A0%E4%BA%95%E6%88%B8-%E6%BD%A4-ebook/dp/B00EP942B0)
君たちに明日はないのストーリー
簡単に「君たちに明日はない」という本に関してご紹介いたします。
この本は、リストラ会社の会社員 村上真介が主人公の小説です。
様々な会社の様々な人と村上が向き合いながら、働き方や生き方に関して考える話となっています。
私自身もこの小説を読み、自分自身の働き方や生き方に関して大変考えさせられ、すごく勉強になった小説です。
小説としても読みやすく、面白いのでお勧めの書籍です。
モチベーションの上がる言葉
それでは、この小説にて私が心に残った言葉を下記ご紹介いたします。
リストラ最有力候補になる社員にかぎって、仕事と作業との区別が明確に出来ていない。
つまり、自分の存在がこの会社にとってどれだけ利益をもたらしているのか。たとえば営業マンなら、自分が担当した商品の売値と仕入れ値の差額粗利から、自らの給与、厚生年金への掛け金、一人割のフロアー維持費、接待費、営業社代、交通費などを差っ引いた純利益として考えたことなど夢にもないだろう。
会社というものが営業追及団体である以上、そこに思い至らない者はこの不景気の時代、最終的に淘汰されていってします。当然のことだ。
あえて言えば、当たり前のことを当たり前にできるよう、心がけています。
ーーたとえば、ある人間についてAという情報を知ったとき、そのAから派生してくる興味ってものが当然あると思うんですけど、それに関して、心に蓋をしない。これぐらい調べれば、仕事にはもう充分だろうと思わない。
そうすれば、そのAからまた新しくBという情報が出てくる。もっと立体的にその人間が浮かび上がる。話がこじれそうになったとき、相手を説得する材料が増える。その分、時間と手間はかかりますけど
上を見ればきりがない。下を見てもきりがない。比較論など無意味だ。
あたしが今のあたしであることに変わりはない。だからせめて、潔く生きたい。
仕事が人を変えるのだ。
基本に戻れば、いつだって物事はシンプルになる。
なら、そういうチョイスをすればいい。それが自分にとっての仕事の幸せだ。
ぜんぶが全部安全なチョイスなんてありえない。
だったらある程度のリスクは承知で、より納得のいく環境を選ぶしかない。
音楽も私にとってはビジネスです。これで給与を貰っているわけで慈善事業とは違います。
だったらまず、会社に貢献できるように利潤を出すことが私の仕事だと考えています。
つまるところ、イメージングなのだ。相手の立場になって付き合えるかどうか。そうすれば自然と涙は出る。飯だって奢る。その共感性の高さがつながりを密にする。相手を、信用させる。
まとめ
今回は、垣根涼介さんが書かれた小説「君たちに明日はない」におけるモチベーションの上がる言葉をご紹介しました。
本当にお勧めの小説なので、興味がある方は是非読んでください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。