皆さんは、より多くの給与を貰いたいと思っていますか?
貰いたいと思っている方は、そのためにどんな努力をしていますか?
私は、自分の給与を上げるための第一歩は、自分のコストを把握することだと思います。
今回は、自分のコストを把握する重要性と計算方法についてまとめたので、是非最後までご覧ください。
自分のコストを把握する重要性
皆さんは自分のコストを知っていますか?
コストとは、会社が払っている自分の費用です。
これが分かっていなければ、自分が会社に貢献する黒字社員か、もしくは会社に損をさせている赤字社員か分かりません。
この自分のコストを把握するという考えは、特に営業の方には必須の考えだと思っています!
そもそも赤字社員の人が「給与を上げて欲しい」というのは、厳しい言い方をすれば戯言でしかありません。
ただ、圧倒的に会社に貢献する黒字社員にも関わらず給与が低いという方は、転職をするという選択肢も検討するきっかけになります。
自分のコストの計算方法
それでは、自分のコストを考えてみましょう。
まず分かりやすいものが「給与」だと思います。
それ以外にも、下記があります。
- 法定福利費
- 福利厚生
- 交通費
- デジタル機器の費用(パソコンや携帯など)
- 携帯の通信費
- システム料(従量課金制のシステムを利用している場合の一人当たりのコスト)
- 家賃・光熱費(月当たりの費用を、人数割りして頂くと良いかと思います)
他にも様々あると思います。
まずは、自分にどのようなコストがかかっているのか、それはいくらなのかを計算してみましょう。
自分のコストを把握したら、次は自分の利益・貢献額を計算してみましょう。
これは非常に簡単です。
自分の粗利を計算するだけです。売上ではない点を注意してください。
粗利は、売上ー原価で計算できます。
つまり、何かモノを販売している場合は、売上ー仕入れ値=粗利となります。
自分のコストと利益を計算して、どのようになっていますか。
コスト > 利益の方 → 赤字社員です、これまで以上に、工夫しましょう。
コスト = 利益の方 → 会社に貢献もしていませんが、損もさせていません。
コスト < 利益の方
→ 黒字社員です、さらに会社に貢献するか、余りにも差がある場合は転職を検討するというのも一つです。
間違ってはいけないのは、コスト=利益、もしくは利益が少しだけコストより多い方です。
人は、ほぼ間違いなく「コスト > 利益」の時期があります。新入社員の時です。
この時、会社は皆様に「投資」をしています。
つまり、会社に恩があるはずです。この分も返すことが大切だと思います。
また、会社は永続発展することが求められます。そのためには、人を採用し、育てていかなければなりません。
どんなに優秀な集団でも、不老不死の集団にはなれません。
つまり、投資をしなければならず、その原資が必要になります。この原資のことも考えましょう。
まとめ
今回は、自分のコストを把握する重要性と計算方法についてまとめました。
まずは、現状を把握することが大切です。
是非、自分のコストを計算し、自分がどのような状態なのか把握しましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。