三点リーダー(…)を使いたいんだけど、正しい使い方
って決められているのかな?
三点リーダー症候群って言葉も聞いたんだけど、どんな
意味なんだろう…
SNSやメール、LINEで使われる「…」は、三点リーダーといいます。
ブログやWebライティングで使う方もいるのではないでしょうか。
この三点リーダーは、文章の省略や余韻を残す効果があります。
本記事では、三点リーダーとは何か、正しい使い方、三点リーダー症候群について解説。
ぜひ最後までご覧ください。
三点リーダー とは
三点リーダーとは、文章を省略したり、余韻を残す効果がある記号の1つです。
文末に使われることが多く、文章をつなぐ効果もあります。
単体で、沈黙を意味するときに使われることもあるでしょう。
まれに二点リーダー(・・)を使う人もいますが、意味は三点リーダーと同じです。
三点リーダー の正しい使い方
あまり意識せずに使うことが多い三点リーダーですが、正しい使い方があるのはご存知でしょうか。
三点リーダーの正しい使い方を3つ解説します。
2つ続けて使う
1つ目は、2つ続けて使うことです。
例えば下記をご覧ください。
例
× : ありがとうございます…
〇 : ありがとうございます……
これはご存じない人が多いのではないでしょうか。
2つ続けて使う人の方が稀でしょう。
そのため、もしWebライティングで使う場合は、必ず発注者に確認してください。
文法的には2つですが、1つで統一している人もいます。
私自身も、基本的には1つにしています。
後に句読点を打たない
2つ目は、三点リーダーの後に句読点を打たないことです。
例えば下記をご覧ください。
例
× : さようなら……。
〇 : さようなら……
もちろん、必ず打ってはいけないわけではありません。
会話文が続き、区切りたいときには句読点を使っても問題ないでしょう。
他の記号での代用は基本的にNG
最後に、他の記号の代用は基本的にNGです。
例えば「。。。」「、、、」「・・・(中点3つ)」で三点リーダーを代用するということです。
三点リーダー症候群 に注意
「三点リーダー症候群」という言葉をご存知でしょうか。
三点リーダー症候群とは、語尾に三点リーダーをつけがちになってしまう状態のことです。
SNSやLINEなどで、やたら三点リーダーをつける人を見ませんか。
三点リーダーは、はっきりせずぼかした印象があります。
そのため、とくにビジネスシーンでは使い方に気をつけた方がよいでしょう。
例えば「予定は大丈夫ですか?」の回答が「大丈夫です……」だと「何か問題があるのかな」と思いませんか。
そのため、下手をすると相手に「何か問題がありますか?」など確認をさせる手間も発生します。
使いすぎには注意をしましょう。
まとめ
本記事では、三点リーダー(…)とは何か、正しい使い方、三点リーダー症候群について解説しました。
三点リーダーは、文章の省略や余韻を残す効果、文章をつなぐ効果がある記号です。
正しい使い方(使うときの注意点)は、下記の通り。
- 2つ続けて使う
- 後に句読点を打たない
- 他の記号での代用は基本的にNG
便利ですが、はっきりせずぼかした表現になるため、使い過ぎには注意しましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。