ロジカルライティングをするためには、どうしたらいいんだろう…
このようなお悩みはありませんか。
ロジカルライティングとは、論理的で分かりやすい文章を書く方法のことです。
Webライターはもちろん、文章を書く機会が多いビジネスパーソンにも必須のスキル。
ロジカルライティングとは何か詳しく知りたい人は「ロジカルライティング とは⁉必要な理由や身につけるメリットも解説」をご覧ください。
本記事では、ロジカルライティングの書き方4ステップやコツ、使えるフレームワークを解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
ロジカルライティングの書き方4ステップ
ロジカルライティングの書き方は下記4ステップです。
ステップ1 目的を決める
ステップ2 構成を作る
ステップ3 ライティングをする
ステップ4 見直し、調整する
それでは詳しく解説します。
ステップ1 目的を決める
まず、目的を決めます。
Webライティングでも、ビジネスシーンのメールでも必ずその文章を書く目的があるはず。
何の目的でその文章を書くのか考えましょう。
目的を考えるとは「誰に」「何を伝え」「どうして欲しい(どのように行動して欲しい)か」を明確にするということです。
それによって、使う言葉や伝える内容が変わります。
目的が明確でなければ、書いているうちに「自分が何のために文章を書き始めたのか」がブレてしまうでしょう。
その結果、自分も誰に何を伝えたいのか分からなくなり、読んだ人も「何を言いたいんだろう」と混乱してしまいます。
ステップ2 構成を作る
目的が決まった後は、それを達成する構成を作ります。
目的を決めてすぐライティングをするのではなく、必ず文章構成を作りましょう。
文章構成とは、ライティングをするときの設計図のこと。
記事構成を作ることで、情報収集やライティングがスムーズにできるようになり、SEOにも効果的です。
基本的には、下記を考えるとよいでしょう。
- 問題
- 主張(解決策)
- 理由
- 説明
- 具体例(補足)
- 結論(主張)
まず、どのような問題に対してどうすればよいのか主張や解決策を明示します。
そして、その主張などに対する理由や説明、具体例などの補足説明を行い、最後に結論(主張)でしめます。
ライティングの場合は、これを見出しやタイトルに落とし込み記事構成を作りましょう。
記事構成の作り方について詳しく知りたい人は「記事構成の作り方3ステップ、読まれる記事の書き方とは⁉」をご覧ください。
ステップ3 ライティングする
構成にもとづき、ライティングを行います。
構成に肉付けをするイメージです。
いきなり100%を目指し、文のつながりや装飾などキレイにする必要はありません。
キレイにすることより、目的を達成できる構成通りにライティングをすることを心がけましょう。
ステップ4 見直し、調整する
ライティングが終わったら、最後に見直しと調整を行います。
構成通りになっているか、不足はないか不要はないかを確認しながら、見直し、調整を行いましょう。
文章のつながりや言葉選びも必要であれば、修正します。
ロジカルライティングのコツ
ロジカルライティングのコツは、簡潔に書くことです。
長い文章は読むのに集中力が必要であり、理解しにくくなります。
不要な情報は入れずに、文章全体を短くすることもポイントですが、1文も長くなりすぎないように注意しましょう。
とくにWebライティングにおいて、読みやすい1文の長さは40文字~60文字といわれています。
1文の長さを短くするためにも、分かりやすい文章にするためにも一文一義を意識しましょう。
一文一義とは、1つの文に1つの情報(内容)だけを入れることです。
詳しく知りたい人は「一文一義 とは⁉ 書き方や メリット デメリット を解説」をご覧ください。
ロジカルライティングに使えるフレームワーク
分かりやすい文章を書くためのフレームワークが存在します。
最後に、ロジカルライティングに使えるPREP法とSDS法を紹介します。
PREP法
PREP法は、「結論」「理由」「具体例」「結論」の順番で伝える文章構成のこと。
はじめに結論を伝えることで、説得力のある分かりやすい文章を作ることができます。
各単語の頭文字をとって、PREP法となりました。
P → Point :結論(主張)
R → Reason :理由(結論にいたった理由)
E → Example :具体例(理由に説得力を持たせるための事例やデータ)
P → Point :結論(主張)
PREP法に詳しく知りたい人は「PREP法 とは⁉メリット、デメリットやトレーニング方法を解説」をご覧ください。
SDS法
SDS法は、「要点」「詳細」「要点」の順番で伝える文章構成のこと。
要点から始まるため、分かりやすく簡潔に情報を伝える文章を作ることができます。
各単語の頭文字をとって、SDS法です。
S → Summary :要点
D → Details :詳細
S → Summary :要点
SDS法について詳しく知りたい人は「SDS法を例文つきで解説!メリット、デメリットやPREP法との使い分けまとめ」をご覧ください。
PREP法とSDS法の使い分け
SDS法とPREP法の使い分けは、下記が目安です。
文章構成 | 特徴 | 活用シーン |
PREP法 | ・主張を伝える ・論理的に詳しく伝える | ・コラム記事 ・ブログ記事 ・プレゼン、提案 など |
SDS法 | ・情報を伝える ・簡潔に伝える | ・商品説明 ・ニュース記事 ・自己紹介 ・スピーチ など |
まとめ
本記事では、ロジカルライティングの書き方4ステップやコツ、使えるフレームワークを解説します。
ロジカルライティングをする場合は、書き方4ステップで書くとよいでしょう。
ステップ1 目的を決める
ステップ2 構成を作る
ステップ3 ライティングをする
ステップ4 見直し、調整する
不要な情報を入れず文章を減らしたり、一文一義を心掛け1文を短くするのがコツです。
PREP法やSDS法を上手く活用しましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。