中点(・ ナカテン)を使うことがあるけど、正しい使い方
ってあるのかな?
使うときの注意点があれば知りたいな…
このようなお悩みはありませんか。
中点は、区切り符号で、何か並列で並べるときなどによく用いられます。
本記事では、中点とは何か、使い方、注意点について解説。
ぜひ最後までご覧ください。
中点(・ ナカテン)とは
中点は、何かものごとを並列で並べるときなどによく使われる区切り符号の1つです。
使っている人も多いのではないでしょうか。
読み方は「ナカテン」です。
中点の使い方7選
この中点の使い方は、おもに7種類あります。
それでは1つ1つ解説していきます。
ものごとを並列する
1番代表的な使われ方は、何かものごとを並列するときではないでしょうか。
例えば下記です。
例
Webライターは、表記ゆれや誤字脱字・漢字の割合・冗長表現などに気をつける必要がある。
このように、中点で区切る方も多いでしょう。
人(サイト)によっては、読点を使う場合もあります。
箇条書きをする(ビュレットの代わり)
次に、箇条書きをするときのビュレット(タグ)の代わりに使う方法です。
例えば下記です。
例
下記を持参ください。
・パソコン
・筆記用具
・申込み用紙
とくに意味は変わりませんが、見た目が少し変わるため使いやすい方を使うのがよいでしょう。
三点リーダー(・・・)の代わり
3つ目に、三点リーダー(・・・)の代わりに使う方法です。
こちらも若干見た目が変わります。
下記をご覧ください。
中点 : ・・・
三点リーダー : ・・・
漢数字で年月を表すとき
あまり使うことはないと思いますが、漢数字で年月を区切るときにも使われたりします。
例えば下記です。
例
令和四・十二・二
縦書きの小数点
5つ目は、縦書きの小数点です。
Webライティングで縦書きはほとんどありませんが、念のため頭の片隅に入れておいてください。
例
十
二
・
二
カタカナ語の区切り
6つ目は、カタカナ語の区切りです。
これもよく目にすることがあるのではないでしょうか。
例えば下記です。
例
バズ・マーケティング
ブルー・オーシャン
外国人名の区切り
最後に、外国人の方の名前の区切りです。
例えば下記です。
例
ジョー・バイデン
ウラジーミル・プーチン
中点を使うときの注意点
中点の使い方を解説しましたが、使うときの注意点もあります。
それは「表記ゆれ」がないようにすること。
表記ゆれについて詳しく知りたい人は「表記ゆれ の意味とは⁉10個の具体例と対策3選を解説」をご覧ください。
例えば、ものごとを並列するとき中点を使うのか、読点(、)を使うのか。
中点を使うとき、全角にするのか半角にするのかなどの表記ゆれに注意が必要です。
ちなみに、レギュレーション(マニュアル)で指定がない場合中点を使うのであれば、全角に統一するとよいでしょう。
まとめ
本記事では、中点とは何か、使い方、注意点について解説しました。
中点(ナカテン)は区切り符号の1つで、おもな使い方は下記です。
- ものごとを並列する
- 箇条書きをする(ビュレットの代わり)
- 三点リーダー(・・・)の代わり
- 漢数字で年月を表すとき
- 縦書きの小数点
- カタカナ語の区切り
- 外国人名の区切り
使うときは、使い方のルールを明確にし表記ゆれに注意してください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。