「ら抜き言葉がある」ってクライアントにいわれたんだけど、
ら抜き言葉ってなに?
このようなお悩みはないでしょうか。
「ら抜き言葉」は、「ら」が抜けてしまっている言葉のこと。
明確に日本語として間違いではありませんが、Webライティングやビジネスでは使わない方がよいでしょう。
今回は、ら抜き言葉や一覧、注意点をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください。
ら抜き言葉とは⁉
ら抜き言葉とは、言葉の通り「ら」が抜けてしまった言葉。
とくに可能を表す「られる」から「ら」が抜けてしまっている場合を意味します。
昭和初期から使われ始め「若者言葉」といわれることもあります。
ら抜き言葉は間違いではない
このら抜き言葉は、間違いなのでしょうか。
結論から申し上げると、明確な間違いではありません。
実際に、平成27年に文化庁が行った調査では、「ら抜き言葉」を使う人が、本来の言葉を使う人の割合を上回り、多数派になっています。
そのため親しい人との間ではよいですが、Webライティングやビジネスでは使わない方がよいでしょう。
ら抜き言葉に違和感を覚える人もいれば、「正しい日本語を知らない」と思われてしまう場合もあります。
よくあるら抜き言葉一覧
それでは、よく間違えるら抜き言葉を紹介します。
ら抜き言葉 | 正しい言葉 |
見れる | 見られる |
食べれる | 食べられる |
来れる | 来られる |
寝れる | 寝られる |
着れる | 着られる |
決めれる | 決められる |
起きれる | 起きられる |
出れる | 出られる |
ら抜き言葉の注意点
ら抜き言葉が発生する原因の1つが、可能を表す言葉は「れる」と「られる」の2つあることです。
例えば、「切れる」とはいいますが「切られる」だと別の意味になります。
そのため、可能を表すときに「れる」がつくか「られる」がつくか見極めることが大切です。
一度「ら」を入れてみて、言葉の意味が変わるかを確認しましょう。
また、五段活用の動詞は「れる」で、上一段活用や下一段活用などの場合は「られる」になるという見極め方法もあります。
まとめ
今回は、ら抜き言葉や一覧、注意点をまとめました。
ら抜き言葉は、可能表現の「ら」が抜けてしまった言葉です。
厳密に間違いとはいえませんが、Webライティングやビジネスでは使わない方がよいでしょう。
今回ご紹介した一覧を参考に、気をつけて文章を書いてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。