本記事では、SEOに有効なサジェストキーワードについて解説します。
是非参考にして下さい。
サジェストキーワードとは
サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入力すると表示される検索候補のことです。
Googleだけではなく、Yahoo!やBingでも表示されます。
そもそも「サジェスト」とは「提案」を意味しており、まさにGoogleなどの検索エンジンがユーザーに検索候補を提案してくれているのです。
最近はスマートフォンで検索を行う人も多く、サジェストキーワードを利用する人も多いのではないでしょうか。
最後まで文字を打たなくてもよく、非常に便利ですよね。
サジェストキーワードが選ばれる仕組み
それでは、このサジェストキーワードはどのように選ばれ表示されるのでしょうか。
サジェストキーワードが選ばれるポイントをご紹介します。
検索ボリュームが多いキーワード
まず、検索ボリューム(検索される回数)が多いことです。
これは回数だけではなく、多くの人に検索をされていることが重要。
そのため、1人が(例えば自分が)同じキーワードを何千回、何万回検索したとしてもサジェストキーワードになるわけではありません。
話題のキーワード
2つ目が、話題や人気のワードです。
1つ目は長期的に検索されている(人気)場合に対し、この2つ目は瞬間的に多くの人に検索をされる場合です。
例えば芸能人が結婚したり、不祥事を起こしたりすると一時的にバズワードのようになることがあるでしょう。
ただし、これは長期的にサジェストキーワードとして表示されるわけではありません。
インデックスされているサイトが多いキーワード
3つ目が、インデックス(Googleに登録)されているサイトや記事が多いキーワードです。
そのため他の人がまったく書かないようなキーワードはサジェストキーワードになりにくいでしょう。
ただし、検索ボリュームが多くなれば、そのキーワードに関する記事が増えるので、サジェストキーワードになりやすいでしょう。
過去自分が検索したキーワード
4つ目が、過去自分が検索したキーワードです。
Googleには「パーソナライズ機能」が備わっており、過去自分が検索したキーワードが最大3つ表示されるようになっています。
もちろん過去の検索履歴を削除することは可能。
もし検索履歴を残したくなければ、シークレットモードで検索することをオススメします。
現在地にもとづいたキーワード
最後に、現在地にもとづいたキーワードです。
「位置情報をオンにしてください」という表示を見たことがあるのではないでしょうか。
とくにお店を調べるときなどによく表示されます。
サジェストキーワードと関連キーワードの違い
サジェストキーワードと似た言葉として「関連キーワード」というものがあります。
もしかすると「サジェストキーワードと関連キーワードは同じ」と思っている人もいるかも知れません。
表示されるキーワードは同じものが多くありますが、実はサジェストキーワードと関連キーワードは別物です。
関連キーワードは、言葉の通り検索をしたキーワードと関連性の高いキーワードのこと。
表示位置は、検索ページをスクロールした1番下にあります。
またサジェストキーワードは過去の自分の検索が影響するのに対し、関連キーワードは他の人も含めた検索ボリュームや人気で選ばれています。
さらに、関連キーワードは、検索したユーザーが満足する情報を得られなかったときに、再検索を促す役割もあります。
まとめ
本記事では、サジェストキーワードとは何か、関連キーワードとの違いについて解説しました。
サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入力すると表示される検索候補のことで、検索ボリュームや話題、インデックスされているサイト(記事)数、過去の検索、位置情報などにより決定します。
関連キーワードと表示される内容は似ていますが、表示される場所や仕組みが若干異なります。
サジェストキーワードの調べ方を知りたい人は「サジェストキーワードの調べ方2つを解説」をご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。