「何がいいたいか分からない」っていわれないための
文章のフレームワークを知りたいな…
このようなお悩みはありませんか。
フレームワークを使うことで分かりやすい文章を作ることができます。
その1つが、SDS法。
本記事では、SDS法とは何か、メリット、デメリット、PREP法との使い分けを解説します。
是非最後までご覧ください。
SDS法とは
SDS法は、「要点」「詳細」「要点」の順番で伝える文章構成のこと。
要点から始まるため、相手は詳細もその要点にもとづいて理解することができます。
そのため分かりやすい文章にすることができ、また最後に改めて要点を伝えることで、記憶にも残るでしょう。
各単語の頭文字をとって、SDS法です。
S → Summary :要点
D → Details :詳細
S → Summary :要点
SDS法を用いた例文
それでは具体的にSDS法を用いた例文を紹介します。
ライター講座 紹介例文
S(要点)
Webライターになるための、ノウハウを学ぶことができます。
D(詳細)
記事代行会社が運営し、実際のWebライターからノウハウを学ぶことができます。
講義はもちろん、添削やLineを用いたフォローもあり、インプットだけではなく、アウトプットも可能。
実践的に学ぶことができます。
S(要点)
Webライターになるためのノウハウを身につけたい人は、是非活用して下さい。
SDS法のメリット、デメリット
次に、SDS法のメリット、デメリットを解説します。
SDS法のメリット
まず、SDS法のメリットです。
情報を簡潔に伝える
1つ目は、情報を簡潔に伝えることです。
SDS法は、要点から入ります。
そのため、読者は要点(冒頭部分)だけ読めば(聞けば)、何を言いたいのか分かるでしょう。
集中力は時間とともに無くなっていくので、始めに要点を伝えた方が、より理解しやすいでしょう。
情報を分かりやすく伝える
2つ目は、情報を分かりやすく伝えることです。
あなたは、文章を読んだり話を聞いているときに「分かりにくい」と感じるのは、どのようなときでしょうか。
その1つは、何をいいたいか分からない文章を読んだり聞くことではないでしょうか。
SDS法は始めが要点なので、その要点を踏まえ、読者は詳細を自分の中で整理することができます。
SDS法のデメリット
次に、SDS法のデメリットです。
主張をするには弱い
SDS法は、主張が弱くなる傾向にあります。
事実を分かりやすく簡潔に伝えるときに有効ですが、理由や具体例などの詳細がありません。
そのため、主張を伝えたい場合はPREP法などを用いた方がよいでしょう。
SDS法とPREP法の使い分け
SDS法以外の文章構成フレームワークでPREP法があります。
「PREP法」は、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
最後に、SDS法とPREP法の使い分けについて解説します。
PREP法とは
PREP法は、「結論」「理由」「具体例」「結論」の順番で伝える文章構成のこと。
はじめに結論を伝えることで、説得力のある分かりやすい文章を作ることができます。
各単語の頭文字をとって、PREP法となりました。
P → Point :結論(主張)
R → Reason :理由(結論にいたった理由)
E → Example :具体例(理由に説得力を持たせるための事例やデータ)
P → Point :結論(主張)
PREP法の詳細を知りたい人は「PREP法 とは⁉メリット、デメリットやトレーニング方法を解説」をご覧ください。
SDS法とPREP法の使い分け
SDS法とPREP法の使い分けは、下記が目安です。
文章構成 | 特徴 | 活用シーン |
SDS法 | ・情報を伝える ・簡潔に伝える | ・商品説明 ・ニュース記事 ・自己紹介 ・スピーチ など |
PREP法 | ・主張を伝える ・論理的に詳しく伝える | ・コラム記事 ・ブログ記事 ・プレゼン、提案 など |
まとめ
本記事では、SDS法とは何か、メリット、デメリット、PREP法との使い分けを解説しました。
SDS法は、「要点」「詳細」「要点」の順番で伝える文章構成のことで、情報を簡潔に分かりやすく伝えるというメリットがあります。
その一方で、主張をするには合わないというデメリットもあるので、SDS法を使うかPREP法を使うか見極めて使い分けましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。