書いた記事が上位表示されない…
いい記事が書けてないのかな…
このようなお悩みはありませんか。
Googleでは、読者の課題を解決できる記事を上位表示する仕組みとなっています。
そのため、読者の課題をまず把握することが非常に重要。
この読者の課題=検索する理由が「検索意図」です。
本記事では、検索意図とは何か、SEOに影響をあたえる理由、種類や分類について解説します。
またあわせて、分析方法や活用方法を紹介。
ぜひ最後までご覧ください。
検索意図とは
検索意図とは、検索をするときにそのキーワードで検索をする理由(目的)のことです。
例えばあなたが「SEO」というキーワードで検索をするときに、その理由が何かあるはず。
「SEO順位を上げる方法を知りたい」「SEOのコンサルをしてくれる会社を探している」「SEOライティングについて知りたい」などです。
これらのように、キーワードの裏側にある検索理由が検索意図です。
検索意図がSEOに影響をあたえる理由
この検索意図をしっかり把握し、それを満たすことができる記事を書けるかどうかはSEO順位に大きな影響をあたえます。
それは、Googleがユーザーファーストの企業だからです。
下記は「Googleが掲げる10の真実」から抜粋したもの。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
引用:Google
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
この内容からもGoogleがいかにユーザーを重視しているか分かるでしょう。
あなたがGoogleを利用し、検索をするのは何のためでしょうか。
「疑問や課題を解決したいから」だと思います。
そのため、Googleはユーザーの疑問を解決できる記事を上位表示するようにしています。
ではそのような記事を書くためにはどうしたらよいか、その第一歩が検索意図(検索する理由)を把握することです。
検索意図が分からなければ、どのような記事を書けばよいか分からないでしょう。
検索意図の種類
検索意図は、大きく分けると3種類に分類することができます。
その3種類を解説します。
ナビゲーショナルクエリ(案内型)
まず、ナビゲーショナルクエリ(案内型検索ワード)です。
これはアクセスしたいサイトやページがはっきりしている場合に検索されるキーワードです。
例えば「Amazon」や「楽天」「ドコモ」などサイトを直接検索する場合があるのではないでしょうか。
これらがナビゲーショナルクエリです。
トランザクショナルクエリ(取引型)
2つ目に、トランザクショナルクエリ(取引型検索ワード)です。
これは何かを買いたい、資料請求したいなど何かアクションをおこしたいときなどに検索されるキーワードです。
例えば「コンサルティング 問合せ」や「お歳暮 オススメ」などがあたります。
インフォメーショナルクエリ(情報収集型)
最後に、インフォメーショナルクエリ(情報収集型検索ワード)です。
これは悩みや課題を解決するために何かを知りたいと考えたときなどに検索されるキーワードです。
例えば「SEO 評価を上げる」「腰痛 治す」などがあたります。
検索意図の分類
また検索意図は、タイプ別分類をされることもあります。
それがDoクエリ、Knowクエリ、Goクエリ、Buyクエリです。
Doクエリ
Doクエリは、何かをしたいときに調べる検索クエリです。
例えば「腹筋 筋トレ」や「片づけ コツ」「腰痛 ストレッチ」などがあたります。
Knowクエリ
Knowクエリは、何かを知りたいときに調べる検索クエリです。
例えば「アフィリエイター ランキング」や「アフィリエイト 儲かるカテゴリ」「SEOマーケティングとは」などがあたります。
Goクエリ
Goクエリは、どこかに行きたい(場所、Webサイトなど)ときに調べる検索クエリです。
例えば「渋谷 火鍋」「大手町 カフェ」「Amazon」などがこれにあたります。
Buyクエリ
Buyクエリは、何かを買いたいときに調べる検索クエリです。
例えば「パソコン オススメ」や「美肌 サプリ」「飛行機 格安」などがこれにあたります。
検索意図の分析方法
検索意図の重要性を解説しましたが、どのように分析すればよいのでしょうか。
キーワードに対して、それを調べる人の検索意図を自分で考えてみるのももちろんですが、分析方法を4つ解説します。
上位記事を確認する
まずは、上位記事を確認することです。
先ほどもお伝えをしましたが、Googleはユーザーの検索意図を満たすことができる(課題解決ができる)記事を上位表示しています。
そのため、上位記事は検索意図を満たしている可能性が高いでしょう。
つまり上位記事の内容を確認すれば、どのような検索意図なのか、どのような記事を作成すれば検索意図を満たせるのか分かるというわけです。
もちろん、まったく同じパクリ記事ではダメです。
上位記事を参考にしながら、オリジナリティを出しましょう。
ちなみに私は検索1ページ目に表示される記事は、基本的に確認するようにしています。
サジェストキーワード、関連キーワードを確認する
2つ目は、サジェストキーワード、関連キーワードを確認することです。
サジェストキーワードは、ある特定のキーワードを検索するときにセットで検索されやすいキーワードの組み合わせのことで、検索窓をクリックすると表示されます。
サジェストキーワードについて詳しく知りたい人は「サジェストキーワードを使ったSEO対策!調べ方やリサーチツール、活用方法を解説」をご覧ください。
関連キーワードは、ある特定のキーワードに関連するキーワードのことで、検索結果の最下部に表示されています。
またある特定のキーワードで検索した読者が満足する情報を得られなかったときに、再検索を促す役割もあります。
これらからも、検索意図を読み取ることができるでしょう。
ラッコキーワードの活用がオススメ
サジェストキーワードなどのキーワードを検索できるオススメリサーチツールが「ラッコキーワード」です。
無料でリサーチできるツールで、この後紹介する共起語なども検索可能。
検索結果をCSVでダウンロードできるなど、使いやすい機能もついています。
共起語を確認する
3つ目は、共起語を確認することです。
共起語(きょうきご)は、ある1つ(特定)のキーワードと共によく使われるキーワードのことです。
どのようなキーワードが使われるかを確認することで、検索意図が何かを確認することができます。
共起語について詳しく知りたい人は「共起語 はSEOに効果あり!使い方や無料チェックツール4選を解説」をご覧ください。
Q&Aサイトを確認する
最後に、Q&Aサイトを確認することです。
具体的には、ヤフー知恵袋などがあたります。
Q&Aサイトで「ベストアンサー」に選ばれている回答が、もっとも検索意図を満たしている回答ということです。
検索意図の活用方法
検索意図が分かったら、それをどのようにいかせばよいのでしょうか。
2つ解説します。
検索意図を満たす記事を書く
まず当たり前ですが、記事にいかすことです。
検索意図が分かっても、それを解決できる記事を書かなければ意味がありません。
また、ただ検索意図を満たす記事を書くだけではなく、根拠などもしっかりのせ信頼でき、見やすく分かりやすい工夫も必要です。
タイトルや見出しにキーワードを含める
次に、タイトルや見出しにも検索意図に関するキーワードを含めることです。
タイトルや見出しはSEOに大きな影響をあたえます。
タイトルや見出しの付け方について知りたい人は「SEOに強いタイトルのつけ方 コツ7選、文字数を含め徹底解説」「SEOに強い記事の見出しのつけ方5選!見出しはなぜ重要なのか解説」をご覧ください。
まとめ
本記事では、検索意図とは何か、SEOに影響をあたえる理由、種類や分類、分析方法、活用方法について解説しました。
検索意図とは、検索をするときにそのキーワードで検索をする理由(目的)のこと。
Googleは、ユーザーファーストを重視し、ユーザーの課題を解決できる記事を上位表示させています。
そのため、検索意図を把握しそれを記事に反映させることが、SEOの評価を高めるのに非常に重要です。
検索意図を分析し、よい記事を書きましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。