ブログの見出しってどうやってつけたらいいんだろう?
SEOに効果があるのかな…
このようなお悩みはありませんか。
見出しは記事の見やすさやSEOに大きな影響をあたえます。
そのため、ポイントをおさえながらしっかり設定する必要があります。
本記事では、SEOにおける見出しの重要性やつけ方のポイント5選を解説。
ぜひ最後までご覧ください。
見出しタグ(hタグ)とは
見出しは、記事の見やすさ(読みやすさ)やSEOに大きな影響があります。
hタグと呼ばれ、h1~h6までの階層があり、番号が小さいほど大きな見出しです。
見出しタグの考え方は、本や雑誌と同じで、下記の通り。
タグ | 役割 | 詳細 |
h1 | 大見出し | テーマ、タイトルを表します。 基本的に1記事1つになります。 |
h2 | 中見出し | 記事の章を表します。 |
h3 | 小見出し | 章のポイントを表します。 |
h4~h6 | 極小見出し | ポイントを分けたり、補足事項などを表します。 |
h2タグ(見出し)~h3タグ(見出し)をおもに使う人が多いでしょう。
SEOにおける見出しの重要性
それでは、この見出しはどのような役割をしているのでしょうか。
次に、SEOにおける見出しの重要性をユーザーと検索エンジンに分けて解説します。
ユーザーに内容を伝える
まず見出しはユーザーに内容を伝える効果があります。
見出しが自動的に目次になるプラグインやテーマを使っている人もいるでしょう。
ユーザーは、見出しを見てどのような内容の記事なのか、自分が欲しい内容が書かれているのか判断しています。
また目次から自分が欲しい情報に移動することもできます。
実際にGoogleも下記のように発信しています。
わかりやすい見出しを使用して重要なトピックを示すと、コンテンツの階層構造が作成され、ユーザーがドキュメント内を移動しやすくなります。
引用:Google
ユーザーに内容が伝わることは、ユーザビリティーを考えたときに非常に重要。
離脱率を防ぎ、滞在時間も長くなることにもつながります。
ユーザビリティーが高まることはSEOにも効果が。
検索エンジンに内容を伝える
次に、検索エンジンに内容を伝える効果があります。
Googleは、検索エンジンのクローラーが記事の内容を確認し、どのような内容かを判断しています。
それにより、ユーザーの検索ニーズを満たす記事であるものを上位表示する仕組みになっています。
またクローラーが内容を確認できなければ登録もされません。
つまり分かりやすい見出しにすることは、自分が狙ったキーワードで表示されるか否かなど、SEOに影響をあたえます。
SEOに強い見出しのつけ方5選
それでは、SEOに強い見出しをつけるために何を意識すればよいのでしょうか。
ポイントを5つ解説します。
パッと見て内容が分かるものにする
まず、パッと見て内容が分かるものにすることです。
ユーザーは忙しくいち早く情報を知りたいと思っています。
もし自分の欲しい情報がないと感じた場合は、すぐに離脱してしまいます。
そのため、必要最低限の言葉でどのような情報がのっているかがすぐ分かる見出しにしましょう。
専門用語や難しい言葉、工夫を凝らした(ひねった)分かりにくい見出しは避けた方がよいと考えられます。
キーワードを含める
2つ目は、キーワードを含めることです。
サジェストキーワードなども確認をしながら、自分が狙いたいキーワードを見出しに含めましょう。
サジェストキーワードについて詳しく知りたい人は「サジェストキーワードを使ったSEO対策!調べ方やリサーチツール、活用方法を解説」をご覧ください。
だからといって、入れすぎはNGです。
たまに下記のような見出しを見かけますが、違和感を感じませんか。
例
<h2>SEOに強い見出しのつけ方5選
<h3>SEOに強い見出しのつけ方:パッと見て内容が分かるものにする
<h3>SEOに強い見出しのつけ方:キーワードを含める
<h3>SEOに強い見出しのつけ方:長くしすぎない
<h3>SEOに強い見出しのつけ方:階層を守る
<h3>SEOに強い見出しのつけ方:テキストで設定する
キーワードを含めることは大切ですが、入れすぎもNGです。
場合によっては、Googleからスパム認定をされ逆効果になります。
また「SEO効果を得たいから」という理由で、内容に関係がないキーワードを含めるのもやめましょう。
長くしすぎない
3つ目は、長くしすぎないことです。
1つ目で「パッと見て分かるもの」と説明しましたが、長すぎるものは読みにくくなります。
長い見出しは情報量が多く、理解しにくいでしょう。
h2見出しであれば、28文字以内がベストです。
もちろん、必要な内容が伝わるのであれば短いにこしたことはありません。
階層を守る
4つ目は、階層を守ることです。
冒頭お伝えをしたとおり、見出しタグにはh1~h6の階層があります。
この階層を守りましょう。
例えば、下記のような設定はNGです。
例
<h2>SEOに強い見出しのつけ方5選
<h3>パッと見て内容が分かるものにする
<h2>キーワードを含める
<h3>長くしすぎない
<h4>階層を守る
<h3>テキストで設定する
見出しによって若干見た目が変わるため、もしかすると階層を変えたい人もいるかも知れませんが避けましょう。
ユーザーもGoogleも混乱し、SEO的にもよくありません。
テキストで設定する
最後に、テキストで設定することです。
あまりありませんが、画像で見出しを設定することはやめましょう。
Googleも下記のように発信しています。
重要なテキストを画像に埋め込まない: 画像にテキストを埋め込むことは避けてください。特に、ページ見出しやメニュー項目などの重要なテキスト要素は埋め込まないでください。これは、すべてのユーザーがアクセスできるわけではないためです(また、ページ翻訳ツールも画像では動作しません)。ユーザーがコンテンツに最大限アクセスできるよう、テキストは HTML 形式で作成し、画像に代替テキストを設定してください。
引用:Google
SEOに強い画像設定について詳しく知りたい人は「SEO に強い 画像 の テキストやファイル名など設定のポイント9選」をご覧ください。
まとめ
本記事では、SEOにおける見出しの重要性やつけ方のポイント5選を解説しました。
見出しは、ユーザーにも検索エンジンにも影響をあたえSEOに効果があります。
SEOに強い見出しのつけ方のポイントは下記。
- パッと見て内容が分かるものにする
- キーワードを含める
- 長くしすぎない
- 階層を守る
- テキストで設定する
自分がつけたい見出しにするのではなく「ユーザーにとって何がいいか」を考え、見出しを設定しましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。