クラウドワークスなどで、テストライティングには進むんだけど
採用にならない…
どうしたらいいんだろう?
やっぱり初心者は単価が安い案件じゃないとできないのかな
このようなお悩みはないでしょうか。
テストライティングは、コツさえ理解し実践すれば初心者でも文字単価1円の案件は受かります。
実際に初心者の私もそのコツを実践し、テストライティングが受かるのはもちろん継続依頼も必ず頂きます。
今回は、テストライティングで受かるためのコツ3選や実際の記事作成の流れ、やってはいけないテストライティングなどをまとめたので、ぜひ最後までご覧ください。
なかなかテストライティングまでいけないという方は、「【テンプレートあり】クラウドワークスの応募メッセージの重要性と書き方」と「【初心者必見】クラウドワークスのプロフィールの重要性と自己PRに書く内容5選」もご覧ください。
Webライターがテストライティングで受かるためのコツ3選
テストライティングに受かるためには、なぜ発注者がテストライティングをするのかを考えてみるとよいでしょう。
あなたであれば、何のためにテストライティングをしますか。
どのような対応をしてくれた方を採用しようと思いますか。
それでは解説していきます。
なぜ発注者はテストライティングをするのか?
そもそもテストライティングは何のためにするのでしょうか。
これを考えて理解することが、テストライティング合格の近道です。
テストライティングは、発注者が案件を発注する前にWebライターの能力を測るためのテストです。
プロフィールや応募文だけでは、どのようなスキルがあるのか、どのような人なのかが分かりません。
そのため、テストライティングを行い「本当に信頼できる人か、仕事を任せられる人か」を判断しているのです。
つまり、テストライティングのときに確認しているポイントは2つです。
- 案件を任せても、しっかり対応できるスキルがあるか
- 案件を任せても、しっかり対応してもらえる人間性(社会人としてのマナーなど)をそなえているか
上記2つで合格をもらえれば、案件を依頼してもらえるというわけです。
つまり大切なので、スキルと人間性(社会人としてのマナーなど)です。
Webライターがテストライティングで受かるためのコツ3選
それでは具体的に私が実際に行っている、テストライティングで受かるための3つのコツをご紹介します。
テストライティングで受かるためのコツ①:スピードと量を意識する
まず1つ目が、スピードを量を意識することです。
これは、満足をあげるために行っているコツです。
そもそもクライアントの満足度は、何によって決まるか考えたことがありますか。
大きく分けると、下記ではないでしょうか。
質 ・・・ 分かりやすい文章や、SEOを意識した文章を書いてくれる
スピード ・・・ 納期よりも早いスピードで対応してくれる
量 ・・・ 想定よりも多くの量で書いてくれる
質はとても大切ですが、初心者で質を上げるのは難しいと思います。
そのためこの中で、初心者が意識すべき項目はスピードと量です。
この2つであれば、スキルや経験の問題ではないので意識の問題で高めることができます。
私は、テストライティングが決まってから2~3日後には提出しています。
内容や自分の余裕によっては、当日や1日後の場合もあり、どんなに遅くなっても納期の1日半前にはテストライティングを提出しています。
次に量。
量も、指定されている文字数の2割程度多い記事にしています。
このスピードと量で発注者の満足度を上げ「他のライターとは違う」と思ってもらえるようにしています。
テストライティングで受かるためのコツ②:マニュアルどおりに書く
2つ目がマニュアルどおりに書くことです。
これは、発注者が求めるスキルの要件を満たすために意識する項目です。
もしかすると、初心者がテストライティングに受からない理由の1番はスキルだと考えている方がいるのではないでしょうか。
それが全て間違っているとはいいませんが、文字単価1円程度の案件であれば求めらるスキルはマニュアルどおりに書くスキルです。
SEO・PREP法・分かりやすい文章の書き方などではありません。
なぜなら、マニュアルどおりに書けばSEOを意識した分かりやすい文章になるからです。
例えば、マニュアルには下記のように細かな指示が書かれているのではないでしょうか。
マニュアル内容例
です・ます調で書く
同じ語尾(ですやますなど)が3回以上続かないようにする
必ず見出し2の下に画像を入れる、画像は○○(サイト)からダウンロードする
英語・数字は半角
出来る・言う・様に・・・・はひらがなで書く
丁寧なマニュアルであれば、リサーチの仕方やWordpressの使い方の動画などもあります。
必ずマニュアルどおりにライティングをしましょう。
マニュアルどおりにライティングをすれば、修正依頼もありません。
またマニュアルには「誤字脱字をしない」という項目が必ず含まれています。
このような当たり前の内容もしっかりと満たせるように、注意をしましょう。
テストライティングで受かるためのコツ③:丁寧なコミュニケーションをとる
最後が丁寧なコミュニケーションをとることです。
これは、信頼できる人であるという人間性をアピールするための項目です。
Web面談があれば別ですが、相手に人間性が伝わる場面はコミュニケーション(メッセージのやり取り)しかありません。
提案時は丁寧でもテストライティングになると、挨拶がなくなったり急に雑になる人もいます。
必ず丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。
また、不明点などがあれば報・連・相をしっかり行いましょう。
もちろん質問をするときは、マニュアルに書いてある項目や調べればすぐ分かるようなことを聞くのはNGです。
1つ目でスピードを上げましたが私はメッセージなどの返信のスピードも気をつけています。
本業があるので遅くなってしまう場合もありますが、24時間以内には返信しています。
テストライティング記事の書き方
ここからは具体的にテストライティング記事の書き方をご紹介します。
テストライティング記事の書き方①:マニュアルを読む
まずマニュアルをしっかり読みます。
コツでもご紹介をしたとおり、マニュアルどおりに書くことが重要です。
そのため、マニュアルを読み不明点は発注者に質問をして理解しましょう。
テストライティング記事の書き方②:そのサイトの記事を読む
次に、そのサイトの記事を3記事ほど読んでいます。
WordPress納品の場合は、公開している記事が読めます。
公開している記事は、そのサイトにとって問題のない記事、別の言い方をすれば正しい記事です。
マニュアルだけではなく、実際の記事がどのような内容・文体なのか確認しましょう。
とくに同じような内容の記事は必ず確認します。
例えば自分が書く記事が「千葉駅のジムを紹介」なら、公開されている「大阪駅のジムを紹介」を読むようなイメージです。
テストライティング記事の書き方③:記事を執筆する
実際に情報を調べ、マニュアルにもとづき記事を書きます。
リサーチ → 構成(目次)づくり → 執筆の順で行っています。
やり方は人それぞれだと思いますが、画像を入れたり文字の装飾はしません。
コピペチェックを自分でする案件では、ここで一度コピペチェックをします。
テストライティング記事の書き方④:マニュアルを確認し、画像挿入をする
記事を書き終わったら、再度マニュアルを確認し画像を挿入します。
マニュアルを確認するのは、画像挿入のやり方も指定されている場合があるからです。
そのため、この時は画像挿入方法と文字装飾のところだけ確認をしています。
画像挿入マニュアル例
画像の大きさは横600にする
画像のタイトルに記事のタイトルを入れる
個人的には、画像は一度に入れた方がミスなく効率的にできると思っているので、まとめて行っています。
テストライティング記事の書き方⑤:誤字脱字チェックと文字装飾をする
次に、誤字脱字のチェックをしながら文字の装飾をします。
文字装飾もマニュアルで決められている場合があるので、画像挿入のときに確認しておきます。
テストライティング記事の書き方⑥:マニュアルを確認する
またマニュアルを確認します。
このマニュアル確認では、文体や語尾に関する注意点、漢字にする言葉・ひらがなにする言葉など文章に関することを確認します。
最終記事確認の前に、どこに注意をすればよいかをマニュアルで確認しておくイメージです。
テストライティング記事の書き方⑦:記事を確認する
誤字脱字やおかしな文章がないか、マニュアルどおりに書いているかを最終確認します。
音読をしながら確認するとよいでしょう。
必要であれば、最後にコピペチェックを行い納品します。
テストライティングのときに自分が確認すること
テストライティングは、「発注者が本当に依頼をするか」を見極めるためにあります。
ただ、あなた自身もテストライティングを通して「本当にこの仕事をするか」を考えるいい機会です。
私が確認している3つの項目をご紹介します。
案件と単価があうか
まず案件と単価が見合うかということです。
これはとても大切な項目です。
文字単価が高くても時給で計算すると他の案件の方が高いということがあります。
またジャンルや文字数が同じでも、構成やリサーチの仕方で必要以上に時間がかかる場合もあるでしょう。
月の納品ペースが指定されている場合は、本当にできるかも確認が必要です。
案件をする価値があるか
2つ目が案件をする価値があるかという問題です。
副業をしている1番の目的は報酬だと思いますが、それ以外にも価値は様々。
私は単価が少し安くても、今後のために価値があればテストライティング後も続けています。
例えば下記です。
実績になる
クラウドワークスなどの場合、実績や評価は案件を獲得できるかどうかを左右する1つの要因でもあります。そのため、実績を作るのはとても重要でしょう。
実績をつくるために文字単価の低い案件に応募する場合もありますが、納品記事数が多いものは避けています。
添削をしてくれる
私は初心者なので、添削をしてくれる案件は非常に嬉しいです。やはり勉強になります。
ただ案件によっては添削が雑だったり、1記事目は添削(改善コメント)があったものの2記事目以降、確認はしてくれても改善のコメントをもらえない場合があります。
添削がある案件は文字単価も低いので、ない場合は継続依頼をいただいてもお断りしています。
納品に関するノルマがない
納品ノルマがなく「できるときにライティングをしてください」という案件は非常に助かります。
他の案件を探す余裕もできますし、受からない間はその案件をこなせば報酬を得ることができます。
相手と仕事をしたいか
最後が相手と仕事をしたいかです。
報酬が良くても、コミュニケーションが雑だったり仕事がやりにくい場合があるでしょう。
そのストレスを我慢して続けるのであれば、他の案件を探した方がよいと考えています。
やってはいけないテストライティング3選
やってはいけないテストライティングもあります。
これは悲しいことですが、悪質な業者(発注者)がいるからです。
ポイントをご紹介しますので、確認してください。
テストライティングの報酬が払われない
まず、テストライティングの報酬が支払われないものです。
テストライティングで報酬を支払わないことは禁止されています。
仕事の募集の内容を見ていると「テストライティングに不合格の場合は、報酬は支払われません」と書いてある場合があります。
このような案件に応募するのは辞めた方がよいと思います。
受かっても、無茶ぶりをされる可能性が高いでしょう。
また必ず仮払いが行われてから、テストライティングを実施しましょう。
発注者の評価やPJ達成率が悪い
応募するときの注意点になるかも知れませんが、評価やPJ達成率が悪いものは辞めましょう。
悪質業者の可能性があります。
そのような案件のテストライティングに受かってもよいことはないでしょう。
テストライティングの記事数が多い
テストライティングの記事数が多い案件もおススメしません。
なぜならテストライティングは報酬が安く設定されており、「テストライティング」にして安く記事を書かせ採用はしない業者がいるからです。
そもそもテストライティングは基本的に1記事で十分だと思いませんか。
テストライティングなしで案件を獲得する方法
今回はテストライティングを受かるためのコツを中心にご紹介しましたが「テストライティングなしにしてもらう方法はないの?」と思った方もいるのではないでしょうか。
裏技的ですが、最後にテストライティングなしで案件を獲得する方法をご紹介します。
ブログをやる
まずはブログをやる方法です。
ブログを発注者に見せることで、どのような文章を書くか・どのような知識があるかを示すことができます。
また月間PV数などを伝えれば、SEOの知識やスキルがあることも証明できるでしょう。
WordPressを活用したブログであれば、Wordpressが使えることも伝えられます。
ポートフォリオを作る
2つ目がポートフォリオを作る方法です。
職務経歴書のようなイメージです。
ポートフォリオに、自己紹介や得意なジャンル、過去作成した記事やブログ記事などを盛りこみます。
まとめ
今回は、テストライティングで受かるためのコツ3選や実際の記事作成の流れ、やってはいけないテストライティングなどをまとめました。
発注者は、テストライティングを実施することで「本当にあなたに依頼してよいか」とスキルと人間性の判断をするために実施しています。
初心者のWebライターは、スピードと量を意識する・マニュアルどおりに書く・丁寧なコミュニケーションをとるの3つを意識することで、テストライティングに受かることができます。
ぜひ、この3つを実践し案件を獲得してください。
もちろん、より単価を上げていくためにはライティングスキルを上げる必要があります。
ツールや講座を利用し、ライティングスキルを上げるのもよいと思います。
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