「語彙力が弱い」っていわれたんだけど、
どうやって鍛えたらいいんだろう…
そもそも語彙力って何?
このようなお悩みはありませんか。
「語彙力」とは、知っている言葉の量とその言葉を使いこなす能力のこと。
語彙力があるのとないのとでは、伝える力や受けとる力に差が出ます。
そのため、多くの人に情報を発信するWebライターはもちろん、誰でも必要な力です。
本記事では、語彙力とは何か、ないとどうなるのか、鍛える方法を解説します。
是非最後までご覧ください。
語彙力 とは、言葉の量と使い方のこと
「語彙力とは何ですか?」と聞かれたら、どのように答えますか。
もしかすると「知っている言葉の数」と答える人も多いのではないでしょうか。
これは半分正解で、半分間違いです。
語彙力とは、知っている言葉の量とそれを適切に使える能力のこと。
goo辞書には、下記のように記載されています。
その人がもっている単語の知識と、それを使いこなす能力。「―が高い」
引用:goo辞書
いくら言葉を知っていたとしても、それを適切に使いこなせなければ意味がありません。
語彙力 がないとどうなる?
それでは、語彙力がないとどうなるのでしょうか。
伝える力、受けとる力、考える力、印象の4つで解説します。
伝える(話す、書く)力が弱くなる
まず、語彙力がないと伝える(話す、書く)力が弱くなります。
相手に何かを伝えようと思ったとき「相手、シーンにあった言葉遣いをする」ことは必須。
それにより相手の理解のしやすさが変わります。
例えば、会議やプロジェクトで「本日の議題は」というのも「本日のアジェンダは」というのも意味はあまり変わりません。
ただ「アジェンダ」という言葉を理解できない人がいるかもしれません。
このように、日本語には同じ意味の言葉が多数存在します。
語彙力が無ければ、相手に伝える力が弱くなります。
受けとる(聞く、読む)力が弱くなる
次に、受けとる(聞く、読む)力が弱くなります。
語彙力があれば、相手の話した内容や書いてある内容をすぐに理解することができます。
ただ、なければ理解するのに時間がかかったり、場合によっては間違った理解をしてしまうこともあるでしょう。
考える力が弱くなる
3つ目は、考える力が弱くなります。
「語彙力と考える力は関係ないでしょ」と思った人もいるかもしれません。
ただ、人間は考えるときに言葉を使っているのではないでしょうか。
語彙力がある方が、より細かく深く考えることができるのです。
相手に悪い印象を持たれる
最後に、相手に悪い印象を持たれます。
語彙力がないと、同じ言葉を繰り返したり、その相手、シーンに適切ではない言葉遣いになります。
そうすると、悪気はなくても相手から「分かりにくい話をするな」「この人他に言葉知らないのかな」など、悪い印象を持たれてしまいます。
語彙力 を鍛える方法7選
この語彙力は、けして才能ではありません。
トレーニングをすれば、誰でも高めることができます。
冒頭お伝えしたように、語彙力とは知っている言葉の量とそれを使いこなす能力です。
これをインプットとアウトプットで鍛えることが必要。
それではどのように鍛えればよいのでしょうか。
語彙力を鍛える方法7選を紹介します。
読書をする
まずなんといっても読書をすることです。
読書をすることで、知らない言葉に出会い、使い方を知ることができます。
読書になれていない人は、まず自分の興味があるものから読みましょう。
なれている人は、様々なジャンルの読書をするのがオススメです。
ジャンルを変えると、使われる言葉が違うため、様々な言葉をインプットすることができます。
語彙力に関する本もあるので、そのようなものを読むのもよいでしょう。
知らない言葉はすぐ調べる
2つ目は、知らない言葉はすぐ調べることです。
分からない言葉、知らない言葉が出てきたり、聞いたら調べる習慣をつけましょう。
もちろんすぐに調べられない場合は、メモなどをしておき、後で調べても構いません。
読書をするときにも、流し読みをするのではなく分からない言葉、知らない言葉は調べながら読むと語彙力が高まります。
kindleなど電子書籍には辞書機能がついているものもあるので、そのようなものを利用してもよいでしょう。
類義語を調べる
3つ目は、類義語を調べることです。
日本語には、同じような意味を持ち、相手やシーンにあわせて言い回しを変える表現が多数存在します。
そのため、類義語を調べながら新たな言葉や使い方をインプットするのもよいでしょう。
私はメールを送るときなどに「○○ ビジネス言葉」など調べています。
そうすることで、インプットとアウトプットを一緒に可能。
様々な人と話す
4つ目は、様々な人と話すことです。
様々な人と話すと、色々な言葉を聞くことになります。
その言葉を調べ、覚えることで語彙力を高めることができます。
アプリを利用する
5つ目は、アプリを利用することです。
実は語彙力を高めるアプリが存在します。
アプリであれば、クイズ形式で自分の語彙力をはかったり、勉強することが可能。
また移動時間などスキマ時間にも使うことができます。
ブログやSNSで発信する
6つ目は、ブログやSNSで発信をすることです。
これまで紹介した方法は、おもにインプットでした。
インプットしたら、アウトプットすることが大切です。
ぜひ、アウトプットする場をつくりましょう。
ブログやSNSであれば、自分1人でもできるのでオススメです。
話す言葉書く言葉を意識する
最後に、自分が話す言葉書く言葉を意識することです。
なんとなく言葉を使うのではなく、是非意識して言葉を使ってください。
ライティングやメールなどは必ず読み返し、適切な言葉を使っているか確認しましょう。
自分が話しているシーンを録音し、聞いてみるのもよいかもしれません。
意識して行わなければ、語彙力は上がりません。
まとめ
本記事では、語彙力とは何か、ないとどうなるのか、鍛える方法を解説しました。
語彙力とは、知っている言葉の量とそれを適切に使える能力のことです。
語彙力を高めることで、伝える力や受けとる力、考える力が強くなる、人にいい印象を持たれるなどの効果があります。
語彙力は才能ではなく、トレーニングで高めることができます。
具体的に、語彙力を鍛える方法は下記。
- 読書をする
- 知らない言葉はすぐ調べる
- 類義語を調べる
- 様々な人と話す
- アプリを利用する
- ブログやSNSで発信する
- 話す言葉書く言葉を意識する
ぜひ語彙力を鍛えてください。
語彙力とあわせ文章力を高めたい人は「【必見】 文章力 とは?文章力が高い人の特徴や上げる方法7選を解説」をご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。