副業でWebライターを始めたい!
もっと稼げるようになりたい!
どんなスキルを身につければいいの?
このようなお悩みはありませんか。
Webライターは誰でも始められる副業の1つですが、稼ぐことができない人も多く「きつい」「ひどい」と言われることもあります。
ただ、しっかりとスキルを身につけることができれば、安定的に稼げるようになります。
本記事では、レベル別にWebライターが身につけるべきスキルやマインドを解説。
またあわせて、スキルアップ方法やアピール方法を紹介します。
是非最後までご覧ください。
副業Webライターを始めるためのスキル4選(目安:月収~3万円)
まず、Webライターを始めるために身につけるべきスキル4選を解説します。
このスキルがあれば月3万円程度稼ぐことができます。
このレベルでのポイントは「Webライティングになれること」です。
基本的なスキルになるので、まずはチャレンジしてみることがオススメ。
基本的なPCスキル
1つ目は、基本的なPCスキルです。
Webコンテンツを作成するため、PCスキルが必要になります。
ただし、高度なものは必要ありません。
Webライティングは、WordやGoogleドキュメント、Wordpressで納品することがほとんど。
そのため、Wordが使える能力があれば、ほぼ問題なく対応できます。
Googleドキュメントは、ほぼWordと操作感は変わらず、WordPressも基本的なものは「なれ」で対応可能。
基本的なショートカットキーを覚えておくと、書くスピードが上がるのでよいでしょう。
クライアントとの連絡は、ChatworkやSlackなどのコミュニケーションツールを使うこともあります。
コミュニケーションツールも使えるようにしておきましょう。
基本的な日本語能力
2つ目は、基本的な日本語能力です。
Webライティングは、文章を書く仕事なので基本的な日本語能力は必要です。
また、始めるにあたり重要なことの1つは、マニュアル(レギュレーション)を守ること。
初心者用の案件の多くでは、丁寧なマニュアルが用意されています。
このマニュアルを読み、しっかりと理解した上で守りながらライティングをすることが非常に重要です。
コミュニケーションスキル
3つ目は、コミュニケーションスキルです。
「Webライティング」と言うと、PCに向かって黙々と作業することをイメージしている人もいるかもしれません。
ただ、コミュニケーションスキルがなければ、そもそも案件が受注できません。
また継続的に案件をもらうこともできないでしょう。
スピーディーな返信、クライアントへの報連相など社会人として当然なコミュニケーションを大切にしましょう。
連絡もせずに案件を途中で辞めるなどは、もってのほかです。
スケジュール、タスク管理スキル
4つ目は、スケジュール、タスク管理スキルです。
Webライティングには、期限や最低週〇本などの決まりがあります。
とくに副業で行う場合は、本業のことも考えながらスケジュール、タスク管理が非常に重要。
期日に間に合わない場合は、途中で契約が打ち切られたり、満足度が下がってしまいます。
逆に、予定よりも早く納品ができれば満足度が上がるでしょう。
副業でWebライターを始めたい人は「未経験者が副業Webライターになるには?必要な5つのステップ」もご覧ください。
副業Webライターとして安定的に稼ぐスキル6選(目安:月収3~8万円)
次に、Webライターとして安定的に稼ぐスキル7選を解説します。
このスキルがあれば月3~8万円程度、安定的に稼ぐことができます。
このレベルのポイントは「単価を意識すること」です。
初心者レベルで続けていると、時間がかかるわりに稼ぐことができませんので、単価を上げることが重要。
Webライターの単価は「文字単価×書く量」で決まります。
そのため、最低でも文字単価1円を目指すようにしましょう。
構成スキル
1つ目は、構成スキルです。
構成とは、文章の設計図のことです。
基本的にキーワードがクライアントから指定されるので、それをもとに文章構成をつくることからライティングは始まります。
この文章構成スキルがどの程度かにより、文章の質やSEO順位、ライティングスピードが異なります。
文章構成の作り方について詳しく知りたい人は「記事構成の作り方3ステップ、読まれる記事の書き方とは⁉」をご覧ください。
リサーチスキル
2つ目は、リサーチスキルです。
情報収集をする上で欠かせないスキルでしょう。
月収3万円~8万円程度であれば、Webでの情報収集が基本となります。
Web上には、様々な情報があり、その中から必要で正しい情報をいかに早く見つけるかが重要でしょう。
分かりやすい文章を書くスキル
3つ目は、分かりやすい文章を書くスキル。
Webの特性も踏まえながら、分かりやすい文章を書くことが大切です。
分かりやすい文章を書くためには、ひらがなと漢字のバランスや1文の長さに注意をすること、ねじれに気をつけることなど様々なポイントがあります。
具体的には「【Webライター必見】わかりやすい文章を書く人が意識しているコツ9選」をご覧ください。
またPREP法やSDS法なども含め、ロジカルライティングスキルを身につけるとよいでしょう。
ロジカルライティングについて詳しく知りたい人は「ロジカルライティングとは⁉書き方4ステップや練習法6選を解説」をご覧ください。
WordPressの知識
4つ目は、WordPressの知識です。
クライアントによっては、Wordpressに直接入稿し、画像の選定や装飾まで依頼されるケースもあります。
募集の際に、Wordpress入稿の経験を聞かれたり、アピールポイントになることも。
なれてしまえば簡単にできるので、Wordpressの知識を身につけるようにしましょう。
SEOスキル
5つ目は、SEOスキルです。
SEOスキルは、作成したコンテンツが上位表示されるか否かを左右し、このレベルでは、最低限のSEOスキルが求められます。
SEOスキルと言っても内容は幅広いため、まずGoogleは「ユーザーファーストを大事にしていて、ユーザーの課題を解決できる記事を上位表示する仕組みになっている」ことを理解しましょう。
その上で、キーワードのリサーチ方法やタイトル、見出しの付け方は最低限理解することが必要です。
タイトルの付け方について詳しく知りたい人は「SEOに強いタイトルのつけ方 コツ7選、文字数を含め徹底解説」を、見出しの付け方について詳しく知りたい人は「SEOに強い記事の見出しのつけ方5選!見出しはなぜ重要なのか解説」をご覧ください。
早く書くスキル
6つ目は、早く書くスキルです。
Webライターをして稼ぐために、書く量を増やすことも重要です。
ブラインドタッチはもちろんですが、タイピングスピードを上げるように心がけましょう。
ショートカットキーなどの知識を身につけることも大切です。
また最近は「音声入力」なども便利なので、活用してもよいでしょう。
副業Webライターが単価を上げるためのスキル7選(目安:月収8万円~)
次に、Webライターとして安定的に稼ぐスキル7選を解説します。
このスキルがあれば月8万円以上、稼ぐことができます。
ここでのポイントは「専門性を身につけること」です。
文字単価を上げるか、できることを増やしクライアントの手間を軽減できるようにしましょう。
SEOの高度なスキル
1つ目は、SEOの高度なスキルです。
先ほどご紹介したものとの違いは「結果を出す(記事を上位表示させる)」スキルになります。
キーワードをどの程度、どうやって使うかや内部リンク、外部リンクの設計、E-E-A-Tなど、ポイントは様々。
またテクニックも重要ですが、本質的には記事の質を上げることが非常に重要です。
そのためには、検索意図を正しく読み解き、それを解決することも必要になるでしょう。
セールスライティングスキル
2つ目は、セールスライティングスキルです。
セールスライティングスキルは、紹介している商品やサービスを読者に「欲しい」と思ってもらい、購入に誘導するライティングスキルです。
エモーショナルライティングが効果的と言われています。
エモーショナルライティングについて詳しく知りたい人は「エモーショナルライティング とは⁉効果的な理由やポイントなどを解説」をご覧ください。
専門的な知識
3つ目は、専門的な知識です。
ライティングをする内容により、文字単価が変わります。
より専門性を求められ、書けるWebライターが少なく、売っている商品の単価や利益率が高いジャンルになればなるほど報酬が高くなる傾向にあります。
具体的に稼げるジャンルは下記です。
稼げるジャンル 例
・不動産
・金融、投資、仮想通貨
・健康、美容
・医療系の開業、転職
実際に働いていた経験や資格などあるとスキルも証明でき、なおよいでしょう。
画像作成スキル
4つ目は、画像作成スキルです。
SEOには、画像のオリジナリティも影響を与えます。
そのため、メディアによっては独自に画像を作成しているところもあります。
その場合は、画像作成をクリエイターに外注しているところも多くあり、画像作成ができれば、その分単価が上がるでしょう。
取材スキル
5つ目は、取材スキルです。
基本的には、Webや本のリサーチや自分の経験をもとにライティングする案件がほとんどですが、インタビュー記事の作成など取材スキルが求められる案件もあります。
手間がかかる分、取材案件の方が単価が高くなるでしょう。
取材スキルと一言で言っても、企画やアポ取り、質問を考えるなど様々な要素があります。
また相手から本音を引き出すスキルも重要でしょう。
写真撮影スキル
6つ目は、写真撮影スキルです。
取材には、写真撮影が必要になる場合もあり、そのときに、写真撮影ができるとその分の単価が上がります。
また商品レビュー記事など、送られてきた商品をレビューするときに写真を撮る場合もあります。
営業スキル
7つ目は、営業スキルです。
クラウドワークスやLancersなどでも、Webライティングの案件を受注することができますが、単価が低い案件も多くまた手数料も引かれます。
そのため、企業から直接案件を受注できた方が、より効率的に稼ぐことができ、そのためには営業スキルが必要でしょう。
副業Webライターが身につけるべき3つマインド
次に、Webライターが身につけるべきマインドを紹介します。
向上心
1つ目は、向上心です。
Webライティングスキルは、才能ではなく勉強と努力で身につけることが可能。
逆に言えば、勉強と努力をしなければ今回紹介したスキルも身につけることができません。
そのため「スキルを身につける」「稼ぎを上げる」などを達成するための向上心が必要です。
継続力
2つ目は、継続力です。
Webライティングの仕事自体も、勉強もコツコツ続けることになります。
Webライティングは差別化しにくい副業ですが、継続できれば大きな差になるでしょう。
そのためには継続力が必要です。
探求心
3つ目は、探求心です。
記事を書くためには、しっかりとしたリサーチが必要になります。
色々なものに疑問をもち、その疑問を解決する探求心は、Webライターをするときに非常に重要。
探求心があれば、Webライターという仕事も楽しめ、また様々なスキルや知識を身につけることができるでしょう。
副業Webライターとしてスキルアップする方法8選
それでは、具体的にどのようにスキルアップをすればよいのでしょうか。
インプットとアウトプットに分けて解説します。
インプット
まずインプットです。
自分の作成記事と修正後の記事を比較する
1つ目は、作成記事と修正後の記事を比較することです。
案件によっては「記事を作り下書き→クライアント側で修正(調整)、公開」となる案件があります。
このような場合でも、書いて終わりではなく、自分が作成した記事と修正後公開された記事のどこが違うのか、確認するようにしましょう。
修正点は、自分ができていなかった(足りなかった)ポイントです。
Webで学ぶ
2つ目は、Webで学ぶことです。
最近は「文章の書き方」「SEO」「Webライティング」などで検索をすると、無料で良質な情報を得ることができます。
またYouTubeなどで、動画を見ながら学ぶこともできるでしょう。
本で学ぶ
3つ目は、本で学ぶことです。
本を買うのはお金がかかりますが、Webコンテンツと違い信用できる情報を体系的に学ぶことができます。
そのため、初心者であれば最低1冊は本で学ぶとよいでしょう。
オススメの本を2冊紹介します。
沈黙のWebライティング
1冊目は「沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション」です。
Webで「成果を上げる」ための文章の書き方を解説したライティング教本で、漫画形式で読みやすい本になっています。
SEOを含め、体系的にWebライティングの基本を学びたい人にオススメの1冊です。
目次
episode 01 SEOライティングの鼓動
episode 02 解き放たれたUSP
episode 03 リライトと推敲の狭間に
episode 04 愛と論理のオウンドメディア
episode 05 秩序なき引用、失われたオマージュ
episode 06 嵐を呼ぶインタビュー
episode 07 今、すべてを沈黙させる・・・! !
エピローグ 沈黙のその先に ※書籍書き下ろし
新しい文章力の教室
2冊目は「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」です。
文章を書くのが上手い人が自然にやっている基本を学べる本です。
Webライティングに特化しているわけではないですが「分かりやすい読まれる文章の書き方」を学びたい人にオススメの1冊です。
目次
第1章 書く前に準備する
第2章 読み返して直す
第3章 もっと明快に
第4章 もっとスムーズに
第5章 読んでもらう工夫
講座やセミナーで学ぶ
4つ目は、講座やセミナーで学ぶことです。
副業でWebライティングをする人も多く、最近は講座やセミナーが増えています。
講座によっては、学ぶだけではなく添削やLINEなどのサポートがついているものもあります。
オススメの講座を2つ紹介します。
あなたのライターキャリア講座
「あなたのライターキャリア講座」は、記事作成代行会社が提供しているライティングスクールです。
全10回の講義と、5回の添削で実践的に学ぶことができます。
カリキュラム内容
第1回 オリエンテーション/読者の期待と記事の目的
第2回 論理とは/論理を疑う/MECEという思考
第3回 情報収集/情報の分類/ロジックツリー/主張の選定と論理への変換
第4回 伝える順番の重要性/記事の目的と伝える順番の関係/没入度と感情曲線
第5回 没入度を高める6つの感情/実践で使える9つの「文章の型」
第6回 文章構成とは/文章構成作りの4つの手順
第7回 執筆時の心構え/文章表現の10個のチェックリスト/SEOライティング
第8回 読者の目線で見直す3つのポイント/感情を強める表現技法/炎上が起こる仕組み
第9回 読者が抱く疑問/読者の疑問を見つける3つの問い/読者によって異なる問い
第10回 ライスワークとライフワーク/インサイトマップによる自己分析/ライフプランの設計
補講(自学自習) 『ライターの営業と仕事獲得マニュアル』(動画90分超、スライド100余枚)
受講修了後から1年間は、LINEによる個別支援も受けられます。
またライティングの仕事獲得マニュアルや優秀な参加者には仕事の紹介など、ライターとして活動するためのサポートもあります。
詳細を知りたい方はあなたのライターキャリア講座のHPをご覧ください。
Withマーケ
300本以上の動画を、自分の好きなタイミングで見ながら学習することができます。
動画 例
・Webライティング講座
・セールスライティング講座
・ゼロから始める仕事獲得講座
・Twitterマーケティング講座
また個別質問サービスや、記事、サイトの添削サービスもあります。
詳細を知りたい方はWithマーケのHP
ツールを使う
5つ目は、ツールを使うことです。
「ツールを使ってどうやって学ぶの」と疑問に感じる人もいるかも知れませんが、最近は多くの校正ツールが出ています。
人に添削してもらうのはなかなかハードルが高いですが、校正ツールで添削して、自分の文章ミスから学ぶこともできるでしょう。
オススメの校正ツールを紹介します。
文賢
「文賢(ブンケン)」は、読みやすく分かりやすい文章を書くことを、クラウド上でサポートしてくれるツールです。
誤字脱字はもちろん、分かりやすい文章を書くためのチェックをしてくれます。
そのため、文章力や表現力を身につけることができるでしょう。
機能一例
・誤字脱字のチェック
・誤った敬語のチェック
・差別語・不快語のチェック
・読みやすさのチェック
・文章表現の提案
・文章読み上げ機能や漢字の使用率チェック
・チームで共有可能な表記ルール辞書の作成
詳細を知りたい方は文賢のHPをご覧ください。
よい記事を写経する
6つ目は、よい記事を写経することです。
「学ぶこと」は「真似すること」だとも言われます。
よい記事を読むだけではなく、写経することにより文章の書き方を学ぶことができるでしょう。
自分がよいと思うライター(ブロガー)の人を見つけ、写経すると効果的です。
アウトプット
次にアウトプットです。
インプットしても、アウトプットしなければ身につきません。
必ずアウトプットをしましょう。
記事をたくさん書く
1つ目は、記事をたくさん書くことです。
とくに初心者の人は、もっとも効果的で、スキルを身につけるためには量も重要です。
始めは頭でっかちに勉強だけするのではなく、たくさん書きながらスキルを身につけるようにしましょう。
SNSで発信する
2つ目は、SNSで発信することです。
とくにTwitterがオススメ。
Twitterは文字制限(現状は全角140文字)があるので、短文で理解してもらったり、共感してもらうことが大切です。
長文を書くよりも気軽に文章を作ることもできるので、チャレンジもしやすいでしょう。
副業Webライターがスキルをアピールする方法3選
スキルを身につけたら、それをしっかりとアピールし高額の案件を受注できるようにしましょう。
スキルのアピール方法を解説します。
実績を積む
1つ目は、実績を積むことです。
クラウドワークスなどでは、案件の受注件数やクライアントの評価が見られるようになっています。
プロフィールや応募メッセージも重要ですが、受注件数や評価は客観的な指標になるため、クライアントからしても誰に案件をお願いするか決めるときに参考にしています。
そのため、多くの案件をこなすことで受注件数や評価を上げるように実績を積みましょう。
ポートフォリオを作る
2つ目は、ポートフォリオを作ることです。
ポートフォリオを作ることにより、自分の得意分野や実績をアピールしましょう。
クライアントも、実際の記事を見ることにより安心して仕事を発注してくれます。
「○○キーワードで検索順位 1位」など実績をアピールすることも重要。
ただし、自分が書いた記事を全てポートフォリオに載せてよい訳ではありません。
活用してよいか、クライアントに必ず確認しましょう。
ブログを始める
3つ目は、ブログを始めることです。
クライアントの記事であれば許可が必要ですが、自分のブログであれば許可をとらずに、実績として活用できます。
また場合によっては、Webライティングだけではなくアフィリエイトでも稼ぐことができるでしょう。
最近は無料で使えるブログも多くあります。
自分でブログをする場合は、Googleアナリティクスなどを設定しておけば「月〇PV」などアピールできます。
無料で簡単に使えるので、是非設定してください。
まとめ
本記事では、レベル別にWebライターが身につけるべきスキルやマインド、スキルアップ方法やアピール方法を解説しました。
Webライターを始めるためには、高度なスキルは必要ありませんが、続ける稼ぐためにはスキルを身につける必要があります。
Webライターのスキルは、才能ではなく継続で身につきます。
自分にあった方法でインプットし、アウトプットをすることでしっかり身につけましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。